【ジブリパーク】11月“6日間”限定開催!新イベント「ジブリパークの音響世界」

「ジブリパークの音響世界」キービジュアル

【2024年 10月19日 更新】

先日、シネピーでもお知らせした新イベント「ジブリパークの“   ”世界」が、10月15日に「ジブリパークの“音響”世界」であることが明らかになり、チケットの発売日が発表されました。

「ジブリパークの音響世界 powered by au」は、11月に開催される「秋のどんどこ祭り」の中で6日間限定で開催されます。

参加者は、専用のバッグとイヤホンを装着します。ジブリパークのエリアや公園内の園路を歩くと、目の前の光景に連動した音楽や効果音が聴こえてくる仕組み。

ポイントとなる通称「音の芽」は全部で50カ所以上あり、チケットを持っていなくても、30カ所で楽しめるようになっています。

今回のイベントで全体の音の監修を務めるのは、音楽家でプロデューサーの岩崎太整氏です。映画『竜とそばかすの姫』や『モテキ』、『巨神兵東京に現わる』などの音楽を担当。「風や季節を感じながら同時に映画の世界を追体験できる」とコメントを寄せています。

実施日は11月2日、3日、4日、15日、16日、17日の6日間限定です。シネピーもひと足先に体験させていただいたのですが、イヤホンを装着しているのを忘れるぐらい没入体験できます。

「ジブリパークの音響世界」プチ体験記

受付で、専用のバッグとオープンイヤー型のイヤホンを受け取ります。バッグは、帽子型とショルダーバッグ型があり、装着のコツなどを教えてもらいます。重さはさほど気になりませんが、散策がメインとなるため、手荷物などはコンパクトにまとめることをおすすめします。

装着が済んだら、エレベーター塔の前で音声の動作確認を兼ねたガイダンス、アナウンスにあわせて向きを変え、愛らしい「まっくろくろすけ」の声が聞こえてきたら、さっそく出発!まずは一番近い地球屋を目指します。

地球屋に到着すると『耳をすませば』の天沢聖司が奏でるバイオリンの音楽が聞こえてきたり、劇中シーンをリアルに体験できるような粋な演出に出会います。夢のトンネルを抜けて、広がる秋の匂いに大きく深呼吸。何度も通っているはずなのに、まるで違う道を歩いているような錯覚に襲われるのは“音の芽”の演出効果、美しく広がるコスモス畑を横目にもののけの里へと向かいます。

そしてもののけの里では『もののけ姫』のあの曲が!目の前に広がる光景もあいまって、まるで劇中世界へと迷い込んだよう。焼きあがる「五平餅」の香ばしい香りが、ふわぁっと脳内に広がり胃袋をグイグイと刺激。「音響世界」が誘うのは、まさに五感での体験。いつもより感覚が研ぎ澄まされ、倍増していく楽しさを味わうことができます。

実際に体感してみて感じたのが、ひとつひとつの音がよりクリアに感じること。鳥が飛び立つ音や川のせせらぎといった森の音が、ジブリの“世界観”を彩り、さらに気分を盛り上げます。途中、虫の鳴き声が聞こえてくるのですが、てっきり「音の芽」による演出だと思っていたら「違う」ということが発覚。イヤホンをしていても、しっかりと自然音が聞こえるので、バスが走るときに奏でている音楽や人の声もひとつの演出となり、参加する人の数だけ違った「音響体験」が待っています。

また、向いている方角や人によって聞こえるタイミングが異なるので、聞こえた時の感動もひとしお。歩いていたら突然「!」ってなるような、「聞こえる」というより「流れ込んでくる」もしくは「飛び込んでくる!」というのが、表現としてしっくりきます。

不意打ちに飛び込んでくる「音の芽」体験は、知っていて聞こえた時の何倍も何十倍も感動するので、ぜひ「ノーヒント」で、と言いたいところですが「ジブリの忘れもの」と同じく、見つけたゲスト同士で情報交換をしながらヒントを出しあうのもいいかもしれません。

チケットは日時指定
午前<開園時刻~11:00>※返却13:00まで
午後<13:00~15:00>※返却17:00まで
と3時間~4時間ぐらいの体験になるので
全部コンプリートするのは難しそう…。

楽しみ方としては、「音の芽」を探しつつ、ジブリパークや愛・地球博記念公園の散策を満喫しながら、音と出会うのがおススメです。「音のさんぽ」をお楽しみ下さい。

プロデューサー 岩崎太整氏コメント
ジブリパークを訪れた人たちがパーク内を散策し、立体的な音像と解放された聴覚を使って、風や季節を感じながら同時に映画の世界を追体験する試みです。
従来のように音響機器で耳を塞ぎ完全に”1人称”の世界に没するのでも、パーク内に大音量で音楽を流して世界観を押し付けるのでもなく来園者の行動に寄り添って“音響世界”が開かれ、現実と映画が共存する空間を生み出し全く新しい体験を齎す取り組みです。

チケットは10月26日(土)より順次 オンラインチケットサービス「Boo-Woo チケット」で発売開始!先着順なので、まだBoo-Woo チケットを登録してない方は、先に登録して申し込むだけにしておくといいです。

申し込みはこちらより
Boo-Woo チケット
← 緑のボタンをクリックでBoo-Woo チケットのページに!

今回は、単独チケット(税込1500円)とジブリパークさんぽ券とのセット券を販売。ジブリパークさんぽ券とのセット券は、通常のさんぽ券と同じく順次発売なので、出遅れてしまった方でもチャンスがありそうです。


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毎月27日は「愛知県民デー」次回は2025年1月27日(月)
申し込み期間 10月25日(金)10:00~29日(火)23:59

12月分までのチケットは発売中
チケットは2か月前の毎月10日発売!次回1月分は11月10日(日)14時より発売開始!


文 にしおあおい (シネマピープルプレス編集部

「ジブリパークの音響世界」
日程︓11 月 2 日(土)~4 日(月・祝)、15 日(金)~17 日(日) 6 日間限定
場所︓ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間(いばらがばさま)乙 1533-1 愛・地球博記念公園内
料金︓単独チケットは1,500円(税込)(先着順)で10月26日(土)一斉発売
セット券は
大人 平日 3,000円(税込) / 土・日・休 3,500円(税込)
子ども(4歳~小学生) 平日 2,250円(税込) / 土・日・休 2,500円(税込)
10月26日(土)より順次発売
詳細は公式サイトをチェック https://ghibli-park.jp/

ジブリパークへのアクセス

住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内

● 電車
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)『愛・地球博記念公園駅』下車
※ 名古屋駅から地下鉄東山線で28分、さらに藤が丘駅でリニモに乗り換え13分ほどで、会場となる愛・地球博記念公園に到着

● バス 名鉄バス公式サイト
名古屋駅・名鉄バスセンター4階24番のりば
『愛・地球博記念公園(ジブリパーク)』行き
中部国際空港第一ターミナル
『藤が丘』経由『愛・地球博記念公園(ジブリパーク)』行き

※詳しい時刻表、料金は名鉄バス公式サイトを確認のこと
※乗車券はBoo-Wooチケット(名古屋駅・名鉄バスセンター発着分のみ)で購入可
※ジブリパークには専用駐車場がなく、公共交通機関推奨
車で来場する場合、愛・地球博記念公園ホームページ「アクセス・駐車場」を参照

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