新井美羽、映画のモデルとなった三姉妹の母校で挨拶!映画『ディア・ファミリー』試写会で

映画のモデルとなった三姉妹の母校で試写会!
三女・坪井寿美役を演じた新井美羽の登場に1000人大歓喜

三女・寿美役 新井美羽

映画上映後に、三女・寿美役を演じた新井美羽が登場すると会場は悲鳴と歓喜に包まれました

 

大泉洋が、心臓を患った娘の命を救うため、人工心臓の開発に挑む町工場の経営者に扮した映画『ディア・ファミリー』の試写会が5月24日、金城学院中学校で行われ、三女・寿美役を演じた俳優・新井美羽さんと、本作のモデルとなった三姉妹の長女・筒井奈美さん、三女・藤井寿美さんが登壇。撮影の想い出や父役、大泉さんとのエピソード、また筒井さん、藤井さんからは、映画で福本莉子さん演じる次女のモデル、佳美さんとのエピソードが飛び出しました。

登場時、大きな歓声と拍手で迎え入れられた新井さんは「舞台袖にまで歓声が聞こえてきて、嬉しかったです」と笑顔を見せると、昨年行われたというロケを振り返り、「名古屋にずっといたので、名古屋駅周辺はマスターできたと思います」と、名古屋を堪能したことを明かしました。

実話がベースの本作。話を聞いた時は「現実味がないというか、本当にこんなお話が、こんな家族がいたんだと驚きました。でも、実際に演じてみたり、ご本人にお会いして、みなさんたくましくて、かっこよくて、勇敢な家族だなと思いました」と話します。

撮影現場については「みなさんが想像する通りの、大泉さんと菅野さん(母親役)で。トークが本当に面白くて、劇中では楽しいシーンは少なかったと思うのですが、撮影合間や休憩中は、ずっと笑ってばかりの現場でした」と明かし、大泉さんについては「勉強になることも多かったですし『お父さんたくましいな』とずっと思ってました。撮影当時は高校生だったんですけど、まるで5歳児のように優しくしていただきました」と笑顔。

三姉妹の長女・筒井奈美さんは、佳美さんとの登校や購買でのエピソードを明かし「佳美は母が車で送っていたのですが、雨が降ると妹の車に潜り込んで一緒に通っていたら、先生に見つかって『あなたは健康なんだからバスと歩きで来なさい』と言われてしまいました(笑)」と会場の笑いを誘うと、でも、本当に妹はたくさんの階段をのぼることができなかったり、寒いと体が動かなくなってしまうので、6年間、教室を1階にしてもらって」というエピソードを披露。学校にも感謝の気持ちを口にしました。ほかに運動時間のエピソードも。

三女の藤井寿美さんは、新井さんについて「こんなに可愛らしい方が演じて下さるんですから、それだけで満足でございます」とニッコリ。新井も「初めてお会いした時から、とっても明るくて、話していてとても楽しい方だと思いました」と互いの印象を口にしました。

最後に、金城学院中学の生徒たちから花束を贈呈され、会場を後にしました。

絶対にあきらめない家族が起こした奇跡を描く映画『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国公開です。

 

ディア・ファミリーデー from 金城学院

また、6月1日には、「ディア・ファミリーデー from 金城学院」と題して同高等部でもイベントを開催。劇中衣装や紹介パネルの展示、さらにモデルとなった佳美さんの思い出の品など展示予定です。

取材・文 にしおあおい( シネマピープルプレス編集部

作品紹介

生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は【余命 10 年】を突き付けられてしまう。
「20 歳になるまで生きられないだと…」
日本中どこの医療機関に行っても変わることのない現実。
そんな絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が人工心臓を作ってやる」と立ち上がる。
絶対にあきらめない家族の途方もなく大きな挑戦が始まった。

作品名:『ディア・ファミリー』
原作:清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』23 年間の記録」(文春文庫)
監督:月川翔 脚本:林民夫 音楽:兼松衆
出演:大泉洋 菅野美穂 
福本莉子 新井美羽 
上杉柊平 徳永えり ・ 満島真之介 戸田菜穂
川栄李奈 / 有村架純 ・ 松村北斗 光石研
配給:東宝
公開日:2024 年 6 月 14 日(金)
撮影期間:2022 年 12 月 4 日~2023 年 2 月 4 日
©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
公式サイト:dear-family.toho.co.jp
公式 X:@dear_family_
公式 Instagram:@dear_family_movie
公式 TikTok:@dear_family_

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