アカデミー賞脚色賞受賞の話題作『教皇選挙』よりプレスシートを3名様にプレゼント

厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発?
ローマ教皇選挙の内幕を描いたミステリー

みなさんは「コンクラーベ」という言葉をご存じでしょうか?

それは、全世界に14億人以上の信徒を持つカトリック教会の最高指導者、ローマ教皇を選ぶ選挙を指します。ローマ教皇はバチカン市国の元首でもあり、国際社会に大きな影響力を持つため、コンクラーベは世界中から注目を集め、日本でもニュースや特集番組で取り上げられています。

現在のローマ教皇は、第266代のフランシスコさん。アルゼンチン出身で、ラテンアメリカ初の教皇です。

さて、この「コンクラーベ」は、ラテン語の「CUM(共に)」と「CLAVIS(鍵)」を語源とする「鍵のかかった場所」を意味するように、外部からの介入や圧力を遮断するため、メディアを完全にシャットアウトして行われます。

世界中から集められた投票権を持つ枢機卿(すうききょう)たちは、期間中、外部との接触や電子機器の使用を禁じられ、システィーナ礼拝堂に閉じこもります。

選挙は秘密投票で行われ、投票総数の3分の2以上の得票がある人物が出るまで繰り返されるのです。

時には5日以上かかることもあるそう。

では、世界中の人々は、どのようにして選挙結果を知るのかといえば、システィーナ礼拝堂の煙突から出る煙の色で判別します。黒い煙は未決定、白い煙は決定を意味し、新教皇の誕生を待ち望む人々は、一喜一憂しながら煙を見守ります。

今回、映画で描かれるのは、そのコンクラーベの舞台裏。秘密のベールに包まれた扉の向こうで行われる、選挙の行方が、世界情勢を巧みに反映させながらスリリングに展開していきます。

世界各国から集まった枢機卿たち
システィーナ礼拝堂で行われるのは?

Ralph Fiennes as Cardinal Lawrence and Stanley Tucci as Cardinal Bellini in director Edward Berger's CONCLAVE

物語は、あるローマ教皇が心臓発作で突然亡くなったことから始まります。悲しみに暮れる暇もなく、新教皇を決めるコンクラーベを執り仕切ることになるのが、レイフ・ファインズ演じる首席枢機卿のローレンス。

世界各国から、100人を超える枢機卿たちが続々と集まり、システィーナ礼拝堂に閉じこもる中、一体何が起こるのでしょうか?

【登場人物】キャラクターと関係性に注目


ローレンス (レイフ・ファインズ):イギリス人の首席枢機卿。教皇の死去に伴い、新たな教皇を選出するコンクラーベを執り行う重責を担う。

ベリーニ (スタンリー・トゥッチ):アメリカ人の枢機卿。教会内のリベラル派で、ローレンスの親しい友人。

アデイエミ (ルシアン・ムサマティ):ナイジェリア人の枢機卿。もし選出されれば、史上初のアフリカ系教皇に。

テデスコ (セルジオ・カステリット):イタリア人の枢機卿。リベラル派を嫌悪する強硬な伝統主義者。

トランプレ (ジョン・リスゴー):カナダ人の枢機卿。穏健な保守派だが、ローレンスはある疑念を抱く。

ベニテス (カルロス・ディエス):アフガニスタンのカブール教区から来た枢機卿。生前の前教皇が秘密裏に枢機卿に任命したメキシコ人。

シスター・アグネス (イザベラ・ロッセリーニ):聖マルタの家の運営責任者。

Sergio Castellitto stars as Cardinal TedescoFeatures CONCLAVE

本作では、アメリカ人でリベラルな考え方のベリーニ、ナイジェリア人で選出されれば初のアフリカ系教皇となるアデイエミ、カナダ人で穏健な保守派のトランプレ、イタリア人で強行な伝統主義者のテデスコという4人の有力候補が登場します。

票が割れる中、次第に明らかになっていく候補者が抱える秘密。保守かリベラル(多様性)か、分断や対立、人種差別、陰謀、スキャンダルといった政治の世界にも似た駆け引きに翻弄され、ローレンスも苦悩を深めていきます。

誰がふさわしいのか?

自分なら誰を選ぶのか?

そんな視点で観るのもおすすめです。

エドワード・ベルガー監督が誘うコンクラーベの舞台裏
豪華アンサンブル・キャストの演技がすごい!

メガホンを取ったのは、アカデミー賞4冠に輝いた『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガー監督。「ゴーストライター」のロバート・ハリスの同名小説を原作に、「裏切りのサーカス」のピーター・ストローハンが脚本に書き下ろし、観客の好奇心を刺激しながらも、ハラハラドキドキの展開で、魅了していきます。

そして、緻密に重ねられるセリフの応酬、繊細に表現されるキャラクターを体現するのは、レイフ・ファインズをはじめ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといった超実力派俳優のみなさん。

リベラル代表なベリーニの思惑に翻弄され、粛々と選挙をサポートするシスター、アグネスも何か思うところがあるようで…。

そんな登場人物たちの心情に寄り添うかのような音楽も選挙の緊迫感を演出して良いんです。

さらに、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件とは?

観た人の評価も高く、見応えがある作品ですので、ここまで記事を読み進めた方は、ぜひ劇場でお楽しみ下さい。

そして観た感想(これからの方は期待コメントでもオッケー)を投稿してくれた方に、本作のオリジナルプレスシートを(非売品)を3名様にプレゼント!

いろんな、解説や製作裏話などものっていて、読み応え十分です。映画を観てからプレスシートを読むと、より作品を深く理解できるはずです。

プレゼントの応募方法

■ 応募方法

1. シネマピープルプレス公式Twitterアカウント(@cinemarest1103)にアップされている対象の投稿に #教皇選挙に一票 のタグをつけ。映画『教皇選挙』の感想コメントで返信(引用リポストも可)。

※ お寄せいただいたコメントは、紹介記事の中でご紹介させていただく場合もあります。予めご了承下さい。

※ 今回の企画は、映画『教皇選挙』がアカデミー賞の脚本賞を受賞した記念企画&大ヒットスタートおめでとう企画となります。

キーワード:#教皇選挙に一票 #教皇選挙

■ 抽選 当選者は、期間中にご応募いただいた方の中から、厳正な抽選により決定いたします。

■ 締切 2025年4月10日(木)

 

作品紹介

【あらすじ】全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった—。

監督:エドワード・ベルガー(『西部戦線異状なし』)
脚本:ピーター・ストローハン(『裏切りのサーカス』)
原作:ロバート・ハリス著「CONCLAVE」
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
2024年|アメリカ・イギリス|英語・ラテン語・イタリア語|カラー|スコープサイズ|120分|原題:CONCLAVE|字幕翻訳:渡邉貴子|G
配給:キノフィルムズ
© 2024 Conclave Distribution, LLC.
公式HP:https://cclv-movie.jp
公式X:@CCLV_movie

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