2022年2月22日『スーパー猫の日』に楽しみたいバラエティー豊かな猫映画9選

2022年2月22日は、ニャンニャンニャンニャンニャンニャンの語呂合わせで「スーパー猫の日」ということで、毎年訪れる2月22日の「猫の日」よりちょっぴり特別な日。そこでシネピーでは、ニャンとも素敵な猫映画10選を紹介。オードリー・ヘプバーン主演の不朽の名作『ティファニーで朝食を』はじめ、2月25日(金)公開の『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の続編『ボブという名の猫2 幸せのギフト』、3月18日(金)公開『猫は逃げた』、編集長激推しロシア映画『こねこ』、猫になって好きな子に会いに行く女子中学生の冒険劇『泣きたい私は猫をかぶる』など、バラエティに富んだ作品をチョイス。この機会にぜひお楽しみ下さい。

お気に入りは肩の上ハイタッチする猫『ボブという名の猫2 幸せのギフト』

薬物依存で親からも見放されロンドンでどん底生活を送っていたストリート・ミュージシャン、ジェームズの前に現れた一匹の茶トラの猫ボブ。傷ついたその猫を全財産かけて救ったことから始まったボブとの生活。人懐っこいボブのおかげで、人生が変わっていったジェームズの実話を映画にしたのが『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)実際のボブ自身がボブ役に扮し、ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)の肩にちょこんと乗って散歩したり、特技のハイタッチを見せたり、ジェームズが弾くギターの上で演奏を楽しんだりする姿は多くの人の心を動かし話題になりました。その続編となる『ボブという名の猫2 幸せのギフト』がついに今週末2月25日(金)より公開になります。続編では、前作で描かれなかったボブとジェームズに訪れた最大の危機と心温まる友情の物語が展開します。

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今泉力哉監督×城定秀夫脚本のR15+恋愛映画で失踪する猫『猫は逃げた』

『街の上で』『あの頃。』の今泉力哉が監督を、『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫が脚本を手掛けるR15+のラブ・ストーリー『猫は逃げた』飼い猫の”カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦と、それぞれのパートナー(恋人)のストーリー。”カンタ”の失踪をきっかけに4人の気持ちが交錯する。劇中に登場する猫の”カンタ”は白くてもふもふしっぽのもふっと感もたまらないキュートな猫ちゃんです。

オードリー・ヘプバーン主演作に登場する名無しの猫『ティファニーで朝食を』

オードリー・ヘップバーンの魅力が全開の不朽の名作『ティファニーで朝食を』自由気ままで天真爛漫な娼婦のホリーと駆け出し作家のポールが繰り広げるラブ・ストーリーで、オードリー・ヘップバーン演じるホリーと一緒に暮らしているのが茶トラの名無しの猫です。物語の中でさりげなく、でも大事なところで存在感を発揮する名脇役。ヘンリー・マンシーニのムーン・リバーも歴史に残る名曲ですよね。

猫になって大好きな男の子に会いに行く!太陽の匂いがする白猫『泣きたい私は猫をかぶる』

愛知県常滑市が舞台になっているスタジオコロリドのアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』主人公の女子中学生 ムゲは、猫のお面をかぶると猫になれちゃうという秘密をもった女の子。猫の太郎としてなら、大好きな同級生の日之出も心開いてくれる。だけども、ムゲや他の登場人物も、悩みや戸惑いを抱えていて…。進路のこと、家のこと、家族のこと、誰もが抱える悩みや繊細な感情を等身大に映し出した青春ファンタジー。クライマックスは、どう考えてもファンタジーな展開なのですが、舞台となった、常滑のやきもの散歩道や神社などを散策していると、バッタリ太郎に会えるんじゃないか…って錯覚を覚えるんですよね。ぜひ、コロナ禍が落ち着いたら、映画の世界をリアルに楽しんで欲しい。そう思える一作です。

ロシア生まれの猫映画『こねこ』の猫たちが愛くるしすぎる

モスクワに暮らす音楽家一家の子どもたちのもとに一匹のこねこが貰われてくる。こねこの名前はチグラーシャ。わんぱくでいたずらざかりのチグラーシャは、窓辺で遊んでいるうちにトラックの荷台に転落してしまい…。トラックで見知らぬ遠くの街に運ばれてしまったチグラーシャの冒険を描いた作品。猫好きにはたまらない映画です。監督はイワン・ポポフ。

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