8月11日に日本公開を迎える映画『バービー』。その公開を前に、監督を務めたグレタ・ガーウィグとプロデューサーのデイビッド・ヘイマンが来日。マーゴット・ロビー演じる主人公バービーの吹き替えキャストを務めた高畑充希も登壇するジャパンプレミアイベントが行われました。
世界で最も有名なファッションドールであるバービーの物語を映画化した本作。先に公開を迎えたアメリカでは、週末 3 日間の興行収入 1.55 億ドル(約 218 億円)を記録し、日本でも大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を越え、2023 年に公開されたすべての映画で No.1 となるロケットスタート。劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客たちが詰めかけ、各所で“バービー旋風”を巻き起こしていることでも話題になっています。
初来日となるグレタ・ガーウィグ監督は、ファンの温かい声援に「日本に来られて光栄」と感激した様子。
舞台挨拶でも「日本の映画が大好きなので、自分の作品をたずさえて日本に来られて光栄です。日本のみなさんに観ていただけることを楽しみにしています!」と興奮気味にコメント。デイビッドは「グレタ監督の言ったことに全部同意しています!」と笑顔を見せました。
「みなさんが抱かれている印象と全く違った鑑賞後感になる作品」と高畑
グレタ監督の大ファンを公言する高畑は、対面できたことに感動しつつ「優しいまなざしで、人としても女性としても素敵な方」とコメント。本作については、「みなさんが抱かれている印象と全く違った鑑賞後感になると思うので、みなさんが見た後どんな感想を抱かれるのか楽しみです。今回『バービー』に関われてすごく光栄に思います!」と、本作に携われた喜びをコメントしました。
そんな高畑の声の演技について、グレタ監督は「本当に素晴らしい!ユーモアをしっかりとらえてくださってとても嬉しいです」と大絶賛。これには高畑も「大感激です!“ユーモアの土地”大阪出身で良かったと思います」とさっそくユーモア全開で答え、会場を沸かせました。
さらに高畑は自らが吹き替えを担当したマーゴット・ロビーの演技についても大絶賛。「かつて自分が遊んでいたバービーが飛び出して来たのかと思うほど“バービー感”に溢れていて、こんなにバービーがふさわしい俳優は他にいらっしゃらないと思いました。どんどん人間味や感情が出てくる演技にも魅了され、没入させていただきました」と、あらためてマーゴット・バービーに太鼓判を押しました。
ピンクで溢れた美しいセットでハッピーに!
記録的な大ヒットはもちろんのこと、映画のメインカラーでもあるピンクのコーデで映画を観に行くムーブメントが起きるなど、現在”世界現象“を巻き起こしている本作。グレタ監督は「撮影中、ピンクで溢れた美しいセットに足を踏み入れると、キャストもスタッフもみんな笑顔でハッピーになっていました。映画が公開されてみなさんがピンクを身につけて本作を観に行ってハッピーになってくださって、本当に嬉しいです!」と、劇場に集まったピンク尽くしの観客を眺めながら喜びを語りました。
「ハリー・ポッター」シリーズを始め数々の大ヒット作のプロデュースを手掛けてきたデイビッドは、本作について「脚本家であり監督である素晴らしいグレタの存在、乗りに乗った俳優たちの見事な演技、美しいセットや衣装、映画全体でワンスタイルだと言える作品。この映画はひとつだけではなくいろんなことがたくさん込められていて、とってもおかしくて、そして心に来るような、感動的でエンターテインメント要素に溢れた映画です」と、あらためてその魅力を熱弁。
SNSで募集した「バービーランドへ行ったら何をしたいですか?」という質問には、グレタ監督は「一瞬でパーフェクトな洋服を着せてくれる魔法のクローゼットがあるので、それを体験してみたいですね!」、デイビットは「私はバービーランドに住んでいます」というまさかの告白で会場を沸かせつつ、「(バービーの愛車である)ピンクのコルベットを運転してみたいです」と、それぞれ願望を明かしました。
「ライアンは予想もしないようなパフォーマンスを見せてくれる!」デヴィッド
話題沸騰の「ケン役のライアン・ゴズリング演じるミュージカルシーンはどのようにして決まったのですか?」という質問へは、グレタ監督が「このシーンはぜひライアンにやってほしいと思っていて、マーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットが素晴らしいロックオペラ調の曲(I’m Just Ken)を作ってくれたので、あとはライアンの説得だけでした。とにかく引き受けてくれるまで『やって!』と言い続けました」と実現の経緯について語り、ヘイマンも「ライアンは予想もしないようなパフォーマンスを見せてくれる。コメディも素晴らしい歌も見せてくれながら、心に訴えかける演技をしてくださる本当に素晴らしい俳優です」と、あらためてライアンの凄さについて言及。
このシーンがお気に入りである高畑も、「とにかくずっと笑ってました!ライアンを始めケンたち全員が素晴らしく、サントラも聴き込んでいるぐらい、すべての音楽が素晴らしいです。特にライアンがあんなに歌うキャラを演じるなんて、歌が上手なのは知っていましたが、笑いました!」と満面の笑みでコメントした。
最後はグレタ監督のメッセージで「この映画は、映画館でたくさんの人たちに楽しんでもらいたいという気持ちで作りました。たくさんの人たちが笑ったり、踊りたくなったり、そういう体験を、これからこの映画を観ていただく方にぜひ体験していただきたいです!」
どんな自分にでもなれる、完璧で<夢>のような毎日が続く“バービーランド”から、〈悩みのつきない〉人間の世界に足を踏み入れたバービー。出会いを通して気づいた、”完璧”より大切なものとは?そして、バービーの最後の選択とは!?
映画『バービー』はいよいよ来週、8 月 11 日(金)より全国ロードショーです!
映画『バービー』について
【バービー】いつもハッピーでおしゃれが大好きな人気者!誰もが思い浮かべる典型的な“バービー”。だけど、人間の世界では何から何まで思い通りにいかなくて…。
【ケン】バービーのことが大好きなボーイフレンド?のケン。ピュアすぎて暴走しがち。人間世界の常識を勝手にバービーランドに持ち込んでしまって…。
【バービー豆知識】バービーを生み出した最初のデザイナーは、東京日比谷の帝国ホテルに滞在していたのだとか?ドールの衣装デザインに携わった日本人スタッフたちの丁寧な仕事ぶりは、評価されていたそう。
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映画『バービー』作品紹介
【ストーリー】すべてが完璧で今日も明日も明後日も《夢》のような毎日が続くバービーランド!バービーとボーイフレンド?のケンが連日繰り広げるのはパーティー、ドライブ、サーフィン。しかし、ある日突然バービーの身体に異変が!原因を探るために人間世界へ行く2人。しかし、そこはバービーランドとはすべてが違う現実の世界、行く先々で大騒動を巻き起こすことにー?!彼女たちにとって完璧とは程遠い人間の世界で知った驚くべき〈世界の秘密〉とは?そして彼女が選んだ道とはー?予想を裏切る驚きの展開と、明日を明るく変える魔法のようなメッセージが待っています。
タイトル:『バービー』 監督・脚本:グレタ・ガーウィグ「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」 脚本:ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」 プロデューサー:デヴィッド・ヘイマン「ハリー・ポッター」シリーズ 出演:マーゴット・ロビー ライアン・ゴズリング アメリカ・フェレーラ ケイト・マッキノン エマ・マッキー シム・リウ ジョン・シナ マイケル・セラ デュア・リパ ウィル・フェレル ヘレン・ミレン 配給:ワーナー・ブラザース映画 公式サイト: barbie-movie.jp 公式Twitter: @BarbieMovie_jp 公式Instagram: @barbiemovie_jp #映画バービー ©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.