アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター
世界興行収入 1 位
12月に続編が公開される
みなさんよくご存知、
「アバター」に追加シーンを入れ、3D 版の今作。
僕自身も、3D の映画は 2 回くらい、それも小さい頃に戦隊ヒーローの映画でしか観たことない気がするのですが、今回観た「アバター」は 3D が綺麗すぎて、”未来の映画”のような体験で、ディズニーのアトラクショ ンに乗車しているような時間でした。
10 年以上前の公開というのが、信じられない傑作でした。
【青色という感情】
全身“青”のナヴィ達は、一目見たら忘れることのない印象的なルックスのキャラクターですが、今作はナヴ ィ達(アバター)の”青”も、もちろんですが、空の”青”海の“青”をはじめとした、作品内のすべての“青”が意 味や感情だったりを確実に孕ませていて、3D で進化して綺麗になった映像では、同じ“青”でも違う“青”であ ることが、よく分かりました。 一色一色の表現が、力強いものから、寂しさを持ったものまで、幅が広くてバラエティが豊かすぎました。
地球のエネルギー問題の解決のための交渉役として派遣されたジェイクでしたが、自然の豊かな環境に住む ナヴィに惚れていく。 というのが、おおまかな作品の流れですが、人種や種族だったりの柵を越えて、神秘的すぎる交流をしてい く姿は、分断だらけで自然環境を壊しまくりの現代に、とても必要だと思います。まさに今観るべき作品で あると言えるでしょう。 目には見えない“絆”こそが最も重要なのだというメッセージを全身に染み込ませます。 「アバター」以上に多様性を認めている作品はあるのでしょうか!
劇場で“映像体験する”映画
最近は配信で映画を観ることが多くなっていますが、今作は、「やっぱり劇場で観なければ」と、分かって いたけど改めて思わせてくる、未来の映画体験でした。
12月に新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開します。 映画の神様ジェームズキャメロン監督!! 大いに期待して待つことにします。
では、また次回!
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』
■ 監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン ■ 製作:ジョン・ランドー ■ 出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー
9月23日(金・祝)より2週間限定公開