Ola-!どうも!
映画ナビゲーターのヴィトルです。
毎週水曜日は東海ラジオ
『OH! MY CHANNEL!』の番組内で最新の映画を紹介しています。
今回はSNSを中心に反響を呼んだ小坂流加さんの恋愛小説の映画化『余命10年』を紹介しました。
「物語」
20歳で数万人に一人という不治の病にかかり生きることに執着しないようにもう恋をしないと心に決めていた茉莉(小松菜奈)と生きることに迷い自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)は同窓会で再会しお互い惹かれ合い始める。
ありふれた毎日が嘘みたいに輝き始める中で思い出の数だけ残らせた時間も失われていく。
果たして彼らが最後に選んだ道とは?
予告を観ただけで思い出してまた泣きそうになるくらい良かった今作。
余命ものという自分は経験した事のないテーマなのに凄くリアルに感じられました。
同窓会で出会った二人が過ごす時間を四季折々でしっかり描いているので、ちょっとした場面や主人公の表情一つ一つで残された時間に対する心境の変化が感じ取れるし、もっと1日1日を大事に生きようと思えました。
劇中で桜吹雪がスローモーションで舞うシーンがあるのですが、桜の花言葉で『私を忘れないで』という花言葉がありそれを知っているとより印象的なシーンになるのでそこにも注目してほしいです。
そしてなによりもめちゃくちゃ泣けました!
劇場でのすすり泣く音が作品の一部だと勘違いするくらい観客の涙がBGM化していましたし、僕も実際に何回も泣きました。
純愛ラブストーリーとしても良いし、家族との愛情物語としても素晴らしい作品でしたので変化のない平凡な日々を過ごしていると感じている人ほどより頑張ろうと思える作品になっています。
もし後10年しか生きられないとしたらあなたなら何をしますか?
僕は…
バイクで日本一周してみたいです。
『余命10年』は現在多くの劇場版で公開されていますので詳しくはHPをご覧下さいね。
それでは。
また来週〜
チャオチャオ〜
2022年製作/125分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
https://wwws.warnerbros.co.jp/yomei10-movie/index.html
ヴィトル
広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。