エリコのフォトdeシネマ♪ Vol.56『場所はいつも旅先だった』

旅心を掻き立てるドキュメンタリー映画
『場所はいつも旅先だった』

アメリカ(サンフランシスコ)、シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)、台北・台南(台湾)と、世界5カ国・6都市の人影もまばらな早朝や深夜の街を、気の向くままに彷徨い、そこで生きる人たちの日常の営みを映していく。

「暮しの手帖」元編集長の松浦弥太郎が、自伝的エッセイ集を自ら映画化した作品だそうで、映像で綴る旅のエッセイというべきドキュメンタリー映画。

出勤前の人が朝食をとるダイナー、仲間が集まる真夜中のカフェやバー、日が昇る前から動き出す市場に屋台、何が出てくるかわからない細い路地、田舎から都会へと向かう夜行列車。

普段なかなか見る機会がない様々な場所と出会いにワクワク。
旅の楽しさを満喫した。

 

彼のエッセイ集は読んだことがないけれど、その昔、沢木耕太郎の「深夜特急」に感化され、旅好きの友だちに引っ付いてバックパッカーをしたことがあるもので、一瞬の出会いと別れを繰り返し、あれこれ思いを巡らせながら街を漂う感覚が、なんとも懐かしく心地よかった。
まあ、私の場合はこんなに洒落た旅じゃなく、ただの貧乏旅行だったけど。

さて旅の楽しみと言えば、ご当地の食べ物。
この作品でもサンフランシスコのドーナツ、台南の伝統料理の碗粿(ワーグイ)をはじめ、美味しそうな食べ物がたくさん出てくる。

 

 

 

そこで今回は、チラシにもなっているサンフランシスコのダイナーのメニューを再現。
ダイナーで食べるカリカリベーコン、めちゃくちゃ美味しそうだった。

2021年製作/78分/G/日本
配給:ポルトレ

https://yataro-itsumo-tabisaki.com/#theater

[フォトdeシネマ]

映画ライター 尾鍋栄里子(おなべえりこ)
映画館バイト雑誌映画担当映画ライターと、人生の半分を映画業界の片隅で生きる名古屋人。
朝日新聞、中日新聞、フリーペーパーなどで映画紹介記事を執筆中。
映画フリーペーパー C2【シーツー】web版ブログ〝オー!ナイス!不定期掲

 

 

 

 

 

 

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