人間失格 映画化

太宰治は好きですか?

私はあまり読んだことがありませんが人間失格は、学生の時に読みました。

でももう一度読み直し。

こんなかわいいピンクのカバーなんですよ。
本屋で隣に並んでいた同じ赤いカバーの「坊ちゃん」まで買ってしまった・・
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太宰治生誕100周年で昨年から「斜陽」「パンドラのハコ」「ヴィヨンの妻」と映画化されてきたけど、
いよいよ太宰治の最高傑作といわれる「人間失格」が映画化、公開されます。

太宰自身といわれている自殺志願者で生まれたときからネガティブ、金持ちの放蕩息子 大庭葉蔵を生田斗真が演じています。葉蔵は、どうしようもない奴だけど女にはまったく不自由しない。とにかくモテまくり。

監督は「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。
荒戸流の「人間失格」は
昭和初期の風景を見事な色彩美で演出。
結婚し、順風満帆かと思えた葉蔵の生活だったが、妻のある光景を見たその日からまた堕落した生活が始まる。そのきっかけとなる台所での自殺シーン・・この光の使い方はゾクゾクした。
そして、登場人物がみんなウットリするほど美しい。
特にか弱く、だけど力強く歩んだ葉蔵を見事に演じた生田くんから目が離せなかった。

そんな、生田くんと監督と今週、お仕事するんです。

たのしみだわん。

「堕ちるほどに、美しい」 今も読みつがれる青春文学の最高峰、太宰治の「人間失格」を原作 とした文芸映画。主演生田斗真。伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さ とみ、小池栄子、坂井真紀、室井滋、石橋蓮司、森田剛、大楠道代 、三田佳子。  

「人間失格」は2月20日より公開です。

 

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