もう一つのシャネル映画

今年は二本のシャネル映画が公開されましたね。

オドレィ・トゥトゥが主演のココ・アヴァン・シャネルとシャーリー・マクレーン主演のココ・シャネル。

マクレーンの貫禄のある演技とスピーディな展開など映画的な見せ方もよかったので、How to シャネルとしてはアヴァンより見やすかったと思います。

オドレィはシャネルスーツがあまりにあわなかったし

服に着られていたような気がします。

その点、来年公開するロシアの音楽家ストラヴィンスキーとの恋とシャネルの5番が誕生する瞬間をドラマチックに描いた「シャネル&ストラビンスキー」

のアナ・ムグラリスはさすが、シャネルのハイジュエリーや香水などのミューズとして8年間も活躍しているだけあってその世界観を演技や所作などで見事に表現していた。

オシャレ映画といえば、私の先生は澤田晴美なわけで、

伝記を読んでいる彼女は「シャネル」について教えてくれた。サンキュ!

今回は、メゾンが完全バックアップ。

メゾンが保存するアーカイヴと有名なアパルトマンの使用、ココ自身のプライベートワードロープも解放、さらには晩年住んでいたリッツ・ホテルのスィートルーム、美術品など忠実にココ・シャネルの世界を蘇らせるため協力したそうです。

恋多き女性だったけど、つきあった男性からその才能の一部を吸収し

自分の芸(才能の)肥やしにしていく人。

オープニングとエンディングでは、さりげなくその恋の遍歴を

物語るような演出をしているのがニクイよ!クーネン監督。←「ドーベルマン」の監督です。

カール・ラガーフェルドがこの映画の為に制作したドレスなど

すべて、見事に着こなしていた、アナ。

首がスゥーッと長くて、煙草の持ち方もスマート。素敵だったなぁ・・

明日、そのアナさんに単独インタビューしてきます。

楽しみだなぁ
メルシー・ボクゥー・・
フランス語の勉強もしなくちゃ!
 
何を聞こうかな。

何着ていこうかな。

おいしい映画祭

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