カールじいさんの空飛ぶ家記者会見

本日は、朝早くから、新幹線に乗って「空飛ぶカールじいさん」の製作スタッフ来日合同記者会見にいってきました。
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午前中は、ニモの脚本家であり今回の共同監督、脚本、ストーリー、主人公のカールじいさんを助ける犬のダグの声、カール達を追い詰める犬のアルファの声を担当したボブ・ピーターソンさんに単独インタビュー。
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10分という短い時間だったため焦る私。

ダグとアルファの声を担当したことについて聞いてみた。

「小さい頃から犬を飼っていて
小さい犬と大きい犬の様子がおもしろくて、ダグという声を担当して
とてもそういう犬たちの生活ぶりが助けになっていた。

犬は単純で、何気ないことに反応する、
それはこの映画におけるメッセージの一つに反映しているんだよ。」

たしかにその通り。愛する妻を亡くして失意の中、自分の殻に閉じこもっていたカールじいさんが、小さな子供や珍鳥と出会うことによって今まで気がつかなかったことに気付いていくのです。

ボブ監督は、ダグとアルファという二匹の犬の声を担当していたので二匹が喋るシーンに、4歳の自分の子供は混乱してしまったそうです。

「どっちが、ダディ?」

想像するだけで微笑ましいですね。合同記者会見でも面白い質問がありました。

ヒロインも死んでしまい、78歳のおじいさんが主人公というのは
日本映画だったら誰も見向きもしない。ストーリーを構築するピクサーのモットーを教えて欲しい。

もう一人のピート監督は

「妻を亡くした78歳のおじいさんが主人公で
家が風船で飛ぶ話しなんて普通じゃロスのスタジオだったら企画の時点で却下される。
 けれどジョン・ラセター(製作総指揮)はカールじいさんの妻への想いというエモーショナルな部分に
感動して、話しをしただけで泣いたんだ」

ピクサーの素晴らしさは、オリジナルストーリーで全ての世代の人を感動させてくれる。
作り手達が感動してこそいい作品が作れるのです。
冒頭の10分間が大好き。

お転婆な女の子と出会ったちょっと消極的な幼いカール。
2人の夢は世界の冒険。共に夢を語り、秘密基地で遊び
2人はやがて結婚する。就職し、貯金をし、家を建てるなど
70年間の生活が、セリフなしで映像だけで描かれていきます。

もう、この10分間で泣ける泣ける!!

老いたカールは、エリーを失い自分が生きている意味を問いかける。
立ち退き工事をきっかけに思い出の家に大量の風船を着けて
ずっと夢だった、まだ見ぬ世界へ冒険に出かけるのです。製作陣は言いました。

海外にいったり、何かを探検することも冒険ですが、
本当の冒険って、外にあるのではなくて
実は人間関係の中にあるのでは?
カールじいさんは空飛ぶ家に乗ってUPするのだけど
本当はDOWNして、人とモット繋がること。身近な人々との関係に
目を向けないといけないのでは?

一番の冒険は、カールにとってはエリーとの夫婦生活。

最大の冒険は、大切な人との人間関係の構築なのです。

これは私の胸にも響きました。
相方との生活は一つの冒険だなんて!
この冒険、つまらなくも楽しくなるのも自分次第ってことだね。
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日本一の激熱夫婦 アニマル浜口さんと初江さんも応援に駆け
この映画について熱く、熱く語る途中で思い出してしまったのか、涙ぐんでいましたよ。
きっとご自身と初子さんとの冒険を思い出したのかな。

12月5日公開です。もう少しお待ちくださいね。

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