沈まぬ太陽×ヴィヨンの妻×カイジ

試写会が続いています。

タイプは違いますがどれも好きな作品で、気合いが入ってしまいます。

沈まぬ太陽は、「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」など人間の本質を世に問う長編小説を次々に手がける国民的作家・山崎豊子の作品の中で、未だ映像化されていない最高傑作、累計700万部を超える大ベストセラー『沈まぬ太陽』。
原作者の山崎豊子自身が映像化を熱望、「この作品の映画化を見るまでは決して死ぬことは出来ない」と言わしめるほどの渾身の一作。

沈まぬ太陽は、中部の財界人50名をご招待した完成披露試写会。
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会場はいつもと違い緊張感にあふれかえってました。
私の司会も、落ち着いたトーンで丁寧かつ上品にというご要望がありまして・・
キャラではないですが、しっとり系でがんばりました。

まぁいつものラジオやテレビの私をしっているみなさんは、「どうした?」「なんかあった?」と心配してくださいましたけどね(笑)

今日は、「ヴィヨンの妻桜桃とタンポポ」の試写会の司会。
私自身、とても好きな作品なので、しゃべりたいエピソードが盛りだくさんのため、
ギリギリまで原稿がまとまらず、困りました。

なんてったって、モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞ですもの。
各シーンの映像が丁寧でイチイチ美しい。さすが、根岸監督です!
あれもこれもしゃべりたくて・・

監督が言ってましたけど、受賞の前の話なんですけど、
コンペティションは何度も上映があるんです、そのたびに観客からCongratulations!といわれたそうです。これはブラボーという意味で、モントリオールの人は、素晴らしい映画を賞賛する時にこの言葉を使うそうです。
結果、本当の意味でCongratulations!となったわけです。
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ちなみに、モントリオールの人は太宰治を知る人はほとんどいません。だから、暗いとか自虐的という先入観なしで映画をみて、その世界観によいしれたのだと思います。

さぁ、明日はカイジです。
こちらも人気コミックが原作ですが、

ゲーム感覚、コミック感覚の映画として面白く観させていただきました。

藤原君の熱演と香川さんの怪演に注目!!

明日は台風はどっかに消えてください〜

おいしい映画祭

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