叶井俊太郎×倉田真由美トークショー

昨夜は、どまつりの中打ち上げおわりで、ミリオン座へ。

かなり飲んでましたが

個人的にとても楽しみにしていた叶井俊太郎×倉田真由美トークショーに挑みました。

まぁご存じの方は多いと思いますが、もちろん映画関係者の方々は”ええっあの叶井さんが4度目の結婚!?選んだのはくらたまさん?!典型的なだめんずうぉーか〜じゃん”と驚かれたのでは?

当初の記事ですニュース
くらたま結婚?!

叶井さんといえば、映画『アメリ』を日本でヒットさせたカリスマ映画バイヤーで、現在は、映画配給会社・トルネード・フィルムの社長。離婚歴が3回ある”バツ3″で、女性経験が500〜600人あるという”史上最悪のだめんず”なのです。

そんなお二人のトークショー、どんなことになるのやら・・とおもったら!

1時間弱のトークでしたが、映画の話は10分くらいかな(笑)

トークタイトルが「叶井俊太郎驚愕の人生」だったのでもちろん映画の話かなとおもったら、叶井さんの「600人斬り」女性遍歴について、くらたま
さんがインタビュー形式で話し始めるとまんまと乗ってしまい、くらたまさんが知らない驚愕の事実などもぺらぺらしゃべり出す叶井さん。

その様子が面白くてゲラゲラ笑っちゃいましたよ。

高校時代に新島でアルバイトしていたとき、17歳で”200人斬り”を達成した話とか、

それ以降もほとんど一回きりだしてきとーです。みたいなお話で

“酷い男!”と罵倒しながらも、もっと聞かせて光線をおくるくらたまさん。

しかし、くらたまさんのきき方の上手いことうまいこと!合いの手の入れ方も絶妙で、とても勉強になりました(笑)

でも、彼氏の女性遍歴を聞くことに抵抗がないのかな?

と誰もが思いますが、

彼女曰く、遍歴を聞くことにより相手がどんな人種とつきあっていたかということから人となりがわかるというのです。

たとえば、「私は年収2000万以上、医者とか弁護士しかつきあったことないの」っていう人は、それなりの外見や中身だったりするわけですよね?

というかんじで

たとえ話を、巧みに入れながら、聞いている私たちも思わず納得させてしまうのです。

とはいえ、好きな人の過去とはいえ、誰と寝たかという、その誰かさんが知っている人だったり、実物をみたりするとやっぱりヤキもちをやいてしまうと。

なるほど、共感することも多くて思わず首を縦に振って納得しちゃいました。

究極のだめんず叶井さんが、くらたまさんの手のひらでコロコロされていましたよ。

その姿を見れただけでもラッキーかな。

でもね、ほんとに叶井さんて、だめんずですが、なんか憎めなくてチャーミングなんですよ。

この10年の間で、東京と名古屋で何度もお会いしてますけど

「あ、ぼく会ってますよね?なんども会ってますよね?」と

どうだろ・・今日も含めて5回は聞かれてます(笑)

そのたびに「なんども会ってますよ、毎回いいますよね?」といいつつも

叶井さんだと許せちゃうんですよね〜

くらたまさんが最後の女性になるのかな?

なって欲しくない気もするけど、なって欲しいような・・

二人のトークショーでもうひとつ面白かったのは、どんどん二人の距離がはなれていくこと。

くらたまさんの鋭い突っ込みに、おののくようにして徐々にはなれていく叶井さんでした。

オールナイト上映「アメリ」の前トークは、真面目に?!

アメリを買い付けたときのことをはなしてくれました。

エログロホラーと勘違いして買い付けちゃった映画が(安値で)

社会現象になるくらいの大ヒット。

いまだに信じられない様子でしたが、

すかさず、サラリーマン時代じゃなくて自分が社長になってから買い付けしたらよかったのにね〜というくらたまさんの突っ込みで、トークがまとまりました。

わたくしは、彼が買い付けた中では「キラーコンドーム」が最高珍品だとおもってます。condom.jpg

*凶悪な殺人コンドームが巻き起こすパニックをブラックユーモアたっぷりに描いたホラーの珍品。ラルフ・ケーニッヒによるカルト的人気コミックの
映画化。キラーコンドームのクリーチャー・デザインは「エイリアン」「スピーシーズ」のH・R・ギーガー!!って・・こんなとこでアルバイトしていたの
ね。

超がつく、オバカ映画です。

当時1996年。わたくし、真剣にえいが紹介した覚えがあるなぁ・・

さて、さて、

二人のトークショーも内容も面白かったけど、くらたまさんの、名インタビューぶりにホレボレしました。

二人の生活ぶりをぜひ漫画にしてほしいっ!

だめんず はずばんど〜。

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