伊藤さとりの映画で人間力UP! 疲れた心を癒してくれる作品とは?ドキュメンタリー映画「裏ゾッキ」

[映画は必要なのか?『裏ゾッキ』から知る映画の意味とは。]

 

「自分を否定されている気分にさえなった」

『ゾッキ』『裏ゾッキ』の伊藤主税プロデューサーは、コロナ禍で緊急事態宣言による映画館休業要請に対して心情を明かしました。

「人気漫画家、大橋裕之の初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』を映画化したい!」

竹中直人監督の願いから集まった山田孝之監督、齊藤工監督、俳優、スタッフによる映画『ゾッキ』は愛知県蒲郡市の全面支援により、2020年2月4日にクランクイン、2月24日にクランクアップとなりました。しかし、その直後からコロナが猛威をふるい始め、ロケ地である蒲郡市で予定していた「ゾッキの日」イベントは新型コロナウィルス感染拡大の影響から安全を期して2021年3月20日から4月18日に変更。ロケ地巡りなど蒲郡市に多くの人が集まる可能性もあった『ゾッキ』はコロナ禍の影響を大いに受けてしまったのです。

そんな『ゾッキ』の舞台裏をカメラが捉えたドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』が現在公開中です。当初は、“映画撮影中の前後2ヶ月を撮る”予定が、篠原利恵監督はコロナ禍に振り回され、奔走する人々の姿を追い続けたいという思いにかられ、結果、撮影は1年半に及びました。『ゾッキ』公開中のタイミングでの映画館休業要請に対して、悔しさを隠せない齊藤工監督のコメントも収録された『裏ゾッキ』。

地域の行政、企業、住民が一体となって、映画制作、映画PRをし、映画を通して地域を多くの人に知ってもらうという地域開発プロジェクトの一環ともなっていた『ゾッキ』なだけに、『裏ゾッキ』では、3人の監督や俳優だけでなく地元の人々がどんな思いで関わっているのかまで映し出されていました。まさに“映画を作ることで多くの人との間に絆が生まれる”人間ドラマを観ていました。

映画を(自分も)作っている―――

シングルマザーのパン屋の方を始め、映画制作スタッフやプロの宣伝スタッフだけでなく、目には見えづらい多くの人の思いと行動で映画が完成していく様子を捉えたカメラが締めくくりに選んだメッセージとはなんだったのか。

それはきっと観る人それぞれが持ち帰るものではあるけれど、個人的には「映画は必要だ」という強い思いでした。「映画作りって愛だけですよ」と山田孝之監督がインタビューの際に語った言葉そのもの。映画という一つの目標に向かって愛だけで集まった人々が力を合わせ、多くの人に観てもらいたいと願い、映画館でエンドロールに名前を見つけたりして達成感を得る。その結果、映画という人間ドラマを観た人々の明日への活力にもなっていく。

多くの人の心を動かすエネルギーが映画なんだ、と『裏ゾッキ』は伝えている気がしてならないのです。

 

 

ドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』

 

 

 

 

 

撮影・編集・監督:篠原利恵

音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか

ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会

公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki

 

映画パーソナリティ 伊藤さとり

ハリウッドスターから日本の演技派俳優まで、記者会見や舞台挨拶MCも担当する。全国のTSUTAYA店舗で流れる店内放送wave−C3「シネマmagDJ、俳優対談番組『新・伊藤さとりと映画な仲間たち』(YouTubeでも配信)、東映チャンネル×シネマクエスト、映画人対談番組『シネマの世界』など。NTVZIP!」、CX「めざまし土曜日」TOKYO-FMJFN、インターFMにもゲスト出演。雑誌「ブルータス」「Pen」「anan」「AERA」にて映画寄稿。日刊スポーツ映画大賞審査員、日本映画プロフェッショナル大賞審査員。

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