夏時間の庭&インスタント沼

今日見た、フランス映画「夏時間の庭」と日本映画「インスタント沼」のつながりは「骨董」かな。

夏時間の庭は、母が死んだことにより有名な画家である大叔父の作品と、骨董コレクションを
兄妹3人が相続するというお話なのですが、よくあるドロドロの遺産争いではなく、
幼い頃の思い出がいっぱい詰まっている実家を本当は手放したくないけど、
手入れが出来ない、必要ないなど現実的なことで売却するまでの家族の心情を丁寧に描いた人間ドラマ。
3人兄妹の兄がリーダーとなって、コレクションの美術館への寄贈、売却手続きをするのですが、
名残惜しくて仕方がないという切ない気持ちがひしひしと伝わってくるのです。

うちには美術館に寄贈するようなものはありませんけど、もし母が亡くなって実家を売ることになったりしたら躊躇するだろうな。
だって思いでの場所がなくなってしまうのは寂しいから。

3人兄妹の真ん中、ジュリエット・ビノシユが相変わらずカワイイ。
名演小劇場にて5月公開予定。夏時間の庭

インスタント沼は三木聡監督の最新作。ゆるゆる爆笑映画です。
主人公のハナメはファッション誌の編集長。なにもかもうまくいかない自分をジリ貧と呼ぶ。リセットするため、会社を辞め、家具も売り払ってリセットし、再スタートしようとしたら母が沼におちて意識不明に。沼の捜索がきっかけで、ハナメは実の父親の存在を知ることになるのです。
その父は、変人の骨董屋だったです!なぜかハナメは骨董にハマリ・・・

ゆる〜い笑いの中、人の優しさやマンパワーを感じることが出来る作品です。
麻生久美子のハジケぶりと加瀬亮くんの真面目なパンク青年ぶりがよかった。
松阪慶子は最近、少女のような天然おかあちゃん役がはまってますね。

インスタント沼は5月からゴールド劇場にて公開。インスタント沼

夜は、
わたくしが、映画セミナーをさせていただいた東海東京証券のしっかり者の担当者、M井さんとキュートなK賀ちゃん、さらにお笑いモデルの江口さゆりの4人で名駅「暖膳」にて鶏ちゃんを食す!
鶏ちゃんは鶏肉のホルモン焼き。ジンギスカンのような焼き方です。
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1時間でほとんどの品は平らげて、あとの2時間はトークタイム。
女子トークはほんと、エンドレスですねぇ〜
面白かった。
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おいしい映画祭

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