ヴィトルのびびっとくる映画『恋する遊園地』東海ラジオOH! MY CHANNEL!

Ola-!
どうも!ヴィトルです。

毎週水曜日は東海ラジオ
『OH! MY CHANNEL!』の日‼️
先週から『OH! MY 情報局』というコーナーで最新の映画情報を紹介します。

今回紹介したのは『恋する遊園地』
この映画は少女が遊園地で恋をするラブストーリーなのですが、その恋をした相手がなんと!遊園地のアトラクションなんです。
驚くべき実話に基づく奇跡のロマンチックファンタジー作品になっております。

あらすじ
主人公はアトラクションのミニチュアを作る事が好きな内気なノエミ・メルラン演じるジャンヌという少女です。
彼女は幼い頃から通ってきたテーマパークの夜間スタッフとして働き始めるのですが、そこに”ムーブ・イット”というアトラクションが新たに導入されます。
光輝くライトに美しいメタリックなボディ、熱く流れる油圧オイル…
その全てに魅力されたジャンヌはひと目で恋に落ちます。
まさに一目惚れ状態。
ある静かな夜、ジャンヌはアトラクションに”ジャンボ”と名前を付け語りかけると、
その彼女の想いに応えるかのようにジャンボが動き始める…というお話。

かなりファンタジーなお話ですが、実際にパリにあるエッフェル塔に恋をし2007年に法的手続きを行い正式に結婚をしたアメリカ人女性(エリカ・ラ・トゥール・エッフェル)に着想を得て作られた作品。
主人公のジャンヌはアトラクションと夜な夜なイチャイチャデートをするのですが、正直最初は何を観せられているのだろうか?と全然映画の世界に入り込めなかったです。
ただ途中からアトラクションの”ジャンボ”が放つロマンチックで色鮮やかな光や綺麗な映像の世界にどんどん入り込んでしまいます。
でも周りからすれば『アトラクションに恋をした?』
え?何言ってるの?と突然理解してもらえない。
そうなればなるほど余計にジャンボしか私の事を理解してくれないと更に深い関係になっていく。
実の母親からも実在しないんだから!
そんなの愛じゃないと言われるがジャンヌからすればこれが愛じゃなければ何なの?なんで理解してもらえないの?とファンタジーの世界と現実のリアルな反応の中を行ったり来たりしている内に自分の感情もまるで『絶叫マシーン』に乗ったかのように振り回されていく。
モヤモヤした気持ちのまま映画を観ていると母親の彼氏が”確かに変わっているかも子しれないが、それがあの子だろ?誰かを傷付けている訳でもないし”というセリフがぐさっと胸に刺さる。
確かにその子がなにを好きであろうと僕らが勝手に否定してはいけないよね。
新たな恋愛の形に気付かされる映画となっています。

今まで知らなかった世界を映画で知るのも良いんじゃないでしょうか?

それでは。
また来週!
チャオチャお

2019年製作/94分/R15+/フランス・ベルギー・ルクセンブルク合作
原題:Jumbo
配給:クロックワークス

オフィシャルサイト

(C)2019 Insolence Productions – Les Films Fauves – Kwassa Films

ヴィトル

広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。 現在のレギュラーは、東海ラジオ 12:25-『OH! MY CHANNEL』内で毎週水曜日映画紹介を担当。

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