薬膳すき焼き・石頭火鍋

東京から年に二回、かつぎや呉服の中しま屋さんが名古屋にやってきます。
私はなかなか購入できないけど、東京のお友達Rはかなりのお得意さんになっているらしく
その関係で仲良くさせていただいてます。
中島さんのの友人であるちーさまが毎回彼らの飯場さがしを担当。3日目の夜の食事は薬膳すき焼き石頭火鍋ということで、同席しちゃいました。

ここぞ隠れた名店で、各媒体がどれだけアタックしても取材拒否。
でもブログはオッケーをいただきました。
ちーさまから、名前と場所は載せちゃダメ!といわれたから内緒です。
でも、有名だからみんな知ってるかな。

台湾出身のマダム母娘が、
漢方を使って作る台湾料理。
毎日漢方料理を食べているせいか、
マダム母(70)娘(50)はすばらしい美肌の持ち主。

シワ・シミひとつなく、つるっつるのむきタマゴ肌なの!
首のシワもまったくないんだよっ。
しかも、スリムだし、いかにも健康的でお元気。
これが薬膳の力なのでしょうか・。

台湾料理というと、まず青菜とかピータンとか前菜をたのみますが、
ちー様曰くここは薬膳鍋だけで充分!なのよ。とのこと。

ワクワクしますね〜

はじまりますよ。
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名物薬膳スキヤキ石頭火鍋は、20種類以上の薬膳で漬込んだ飛騨牛ロースを、
熱々の石頭火鍋におかあさんが丁寧かつ豪快に香辛料でオレンジ色になったお肉を
入れる。
2〜3分したらもう食べれます。
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飲み込んだ後の胃の中の爽快感ったら・・
言葉にできない美味しさと味です。
まさに”漢方、効いてるねぇ!!!”って感じの味なのだ。
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卵とごまと、酢と薬膳の入ったタレにつけて食べます。

飛騨牛を全て食べたら、今度はそこに10数種類の薬膳入りスープが
ナミナミと注がれ、野菜、わかめ、はんぺん、お頭付きエビが
またまた女将さんのそつのない手作業で入れられていきます。
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台湾薬膳と言っても、台湾らーめんのように辛くはありません。
胃の中に流れ込んだスープがほっこりと体を温める程度です。
色は香辛料と薬膳でオレンジ色。辛いは辛いんだけど、変わった香りがコクがあります。

男の人ってこういうの嫌いかなとおもったら、なんのなんの、おじさま達は美味しいの連呼でした。ちなみに我が家の同居人も、こっそり常連だそうだ。(しらなかった怒)

そして最後は、雑炊でしめます。
P1010894.jpg雑炊の色が赤みがかっているのは薬膳と香辛料のせいだけではなく
ご飯が黒米だから。
卵と黒米と薬膳&香辛料で体の隅々まであたたか。
6f7ed409.JPGほんと、この鍋だけで充分満足できたよ。
真剣に食事を楽しんだから、ほとんどおしゃべりできなかったけどね(笑)

でね、一番の人気メニューのしじみ漬けを食べ損ねたのが心残り。
167a5b94.JPG28年間作り足し、作り足して使い続けているという
秘伝のタレと紹興酒でじっくり漬けた”しじみ漬け”。次回は絶対食べるぞ!

ずっと、外食が続き、毎日10時間労働で休む時間もまりなくヘトヘトになっていたこの10日間。
胃が悲鳴を上げていたのに、この薬膳鍋で治ってしまった。

改めて”ちゃんと食べないかんなぁ・・・”と、
医食同源を実感した夜でした。

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