おくりびとの次はつりびと?!

本日鑑賞したマスコミ試写。
「シリアの花嫁」
そして「釣りキチ三平」!!
そうです、そうです、「おくりびと」の監督、滝田洋二郎さんの最新作です。
帰国後すぐに、この映画のキャンペーンであちこちまわっていらっしゃるとか。生まれ故郷の富山は
いま滝田フィーバー真っ只中だそうです。
名古屋にも来週キャンペーンでいらっしゃいますので、もちろんインタビューしますよん。

滝田監督の映画で好きなのは「病院にいこう」「僕らはみんな生きている」が好き。
初インタビューは「秘密」だったかな。
そして、陰陽師、壬生義士伝、阿修羅城の瞳、バッテリーは記者会見や舞台挨拶の司会をさせていただきました。現場では厳しい監督ですが、とても優しくしていただいた記憶があります。
壬生義士伝の時は、名古屋の某うなぎ釜飯屋にいき、(佐藤浩市さんと中井貴一さんも!)
緊張してな〜にを話したか覚えてません・・・
バッテリーはマイクロバスにのって、TOHO シネマズ周り。バスの中でお弁当を一緒にたべたっけな。林けんと君もいた。

おっと、肝心の最新作の感想は・・
とても清々しくピュアな気持ちになれる作品でした。
釣りのコンテストがなんどか登場して、三平の活躍ぶりを描くのかとおもいきや家族の絆や日頃忙しくて忘れがちな’大切なこと’を教えてくれる素朴な映画です。
物語がはじまって、30分くらいから「伝説の楽園」で巨大山女魚を釣りにいくため、渓谷を登るシーンが1時間ほどあるのですがまったく飽きない。
キャストと同じように山を登り、川を渡り、野宿をして、星空を眺める。釣ったばかりのイワナを食べて自然を疑似体験することができます。
東京からきた三平に姉もついてくるのですが、都会育ちで文句ばかり。きっと私も彼女と同じ立場なら「まだ、つかないの?」なんて文句いってそうです(笑)。
でも伝説の楽園についたらそんなことは忘れちゃだろうな。
驚きのクライマックスシーンは笑いのテイストたっぷりでした。須賀健太が大きくなって、声変わりしていたけど、やんちゃぶりは「花田少年き」の時とかわってないや。
釣りキチ三平は3月20日から公開です〜

昨日から見た映画
ホルテンさんの初めての冒険・・ノルウェーの映画です。鉄道の運転手を40年つとめ定年した真面目なホルテンさんが定年後を静かにすごす様子をゆっくり描いていきます。
小さな発見と驚きがいっぱいのホルテンさん。かわいらしい映画です。

シリアの花嫁
シネマテークで5月から公開。
シリアとイスラエルの間柄に詳しいともっと理解できただろうな。とはいえ、この複雑な中東情勢を背景に、イスラエル領の高原に住む無国籍のシリア人の花嫁モナや家族1人1人のエピソードの数々を時にコミカルに、シリアスに描き、それをリズミカルに積み上げていくのです。すばらしい構成でした。
タイトルからするとよくある各国の花嫁、ブライダルエピソードかと思ったら大違いです。

ザ・バンク堕ちた巨像
クライブ・オーエンとナオミ・ワッツ主演。
今日の金融危機、破綻を思わせるようなスパイラルサスペンス。
アクションシーンがすごくて、特に終盤ニューヨークグッデンハイム美術館の銃撃シーンは圧巻。
建造物の撮り方や、カメラの構図が独特で美しい。「パフィューム 」の監督と聞いて納得。

・「クローンは故郷をめざす」
ミッチーこと及川光博の初主演作。二回目の鑑賞。
なぜなら今週末、舞台挨拶があるのだ!
明日から、劇場などでチケット販売がはじまりま〜す。
司会をしますので、ぜひこえかけてね。

おいしい映画祭

アーカイブ