メディアをも巻き込む、炎上覚悟のご近所バトルエンタテイメント!
「ミセス・ノイズィ」 まもなく12月4日(金)より公開となります。
公開直前に、天野千尋監督、主演の篠原ゆき子さんにインタビューさせていただきました。
「ミセス・ノイズィ」は、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対決が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2つの家族の運命を狂わせてしまうという、
まさに今、誰の身にも起こりえる「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、社会事情も絡みつつ、後半思わぬ方向へ事態が進んでいくサスペンスフルな展開。
あらゆる争いについての普遍的真理をテーマにした、天野千尋監督によるオリジナル脚本は構想3年。すでに第32回東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアでは大反響を呼び、
劇場公開が熱望された作品です。コメディもあり、そしてサスペンスに、社会問題、家族のハートフルストーリーと映画の醍醐味をすべて取り入れ見事にエンタテイメントとして仕上がっています。
主人公の小説家・真紀を演じるのは「共食い」「楽園」現在は人気テレビシリーズの「相棒」の篠原ゆき子。本作の好演にて第59回アジア太平洋映画祭主演女優賞を受賞しています。
そして謎の隣人夫婦役をオーデション選出の大高洋子と宮崎太一。真紀の娘には“パプリカ”をヒットさせた人気ユニットの「Foorin」のメンバーちせこと、新津ちせが演じているのも話題です。
今年公開、放送作品も多く「喜劇・愛妻物語」、「アンダードッグ」、NHK朝ドラの「エール!」など。本作は、新津ちせ演じる菜子の視点から両親や隣人の騒音おばさん家族のことを描いているのも興味深い。
この映画のアイディア、企画のきっかけ、撮影エピーソドなど天野千尋監督と篠原ゆき子さんにうかがいました。
同世代で母親、という主人公の境遇が似ているというお二人。撮影を振り返り、
ご近所さんが集まって喫茶店でお茶しているようなリラックスムードでお話しいただいています。
「ストーリー」
吉岡真紀(篠原ゆき子)は、大ヒット小説を書いて一世を風靡した、かつての売れっ子作家で現在はスランプ中だ。
一人娘の菜子の育児に追われ、ミュージシャンの夫に不満をぶつける毎日でしたが、引っ越しを心機一転にと新作に取り組みますが、マンションの隣には、早朝から大騒音で布団を叩く若田美和子(大高洋子)が住んでいた。日に日にストレスを溜めていく真紀は、執筆も思うように進みません。そして、隣人美和子の行動が娘・菜子(新津ちせ)にまで影響を及ぼすと、隣人との戦いは益々ヒートアップする。ついに真紀は、小説のネタとして隣人とのやりとりを書くことで反撃に出ます。しかしそれが予想外の事態を巻き起こし、マスコミを騒がす大事件へと発展してしまいます。・
監督・脚本:天野千尋
出演;篠原ゆき子 大高洋子 長尾卓磨 新津ちせ 宮崎太一 米本来輝 田中要次 風祭ゆき
製作:ヒコーキ・フィルムズインターナショナル/メディアラボ
配給:アークエンタテイメント
特別協力:アミューズメントメディア学院
2019年 106分 (C)「ミセス・ノイズィ」製作委員会