さよなら厚生年金会館

ついに、きた。

28年間、名古屋の文化をささえてきた厚生年金会館が本日閉館となった。

閉館日にステージに立たせていただいたのはとてもうれしかった。

最後を飾ることが出来てほんとに光栄です。

中日新聞&東宝さん有り難うございます。

私がこの舞台に立ったのは確か15年前。

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いつも客席から見ていたあの大きな舞台に初めて立った日は足がガクガクして

マイクを持つ手は震えた。

1600人の視線が一気に自分に向くから仕方がない。

それから一ヶ月に一度か二度、13年間はかならず通った小屋でした。

とうぜん、スタッフの皆さんとも仲良くなり、プライベートでも遊びに行くことも。
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厚生年金スタッフ〜のみなさん!

映画の試写会は、舞台監督がいないので、管理の皆さんに出ハケはお任せなのだ。

だからよけいに、音響サンとはあうんの呼吸。

あ〜本日の司会は感慨ぶかかった。

映画は「ハッピーフライト」。

明るく楽しい映画でよかった。

「私は貝になりたい」だったら最後は死刑だもんなぁ。

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しかし、ほんともったいないですよ。音響照明をはじめ他の設備もしっかりしているし、ホスピタリティもバツグン。

1600人キャパの会館がなくなるなんて・・

勤労会館も閉館したらもう、コンサートや芝居なんて名古屋スルーだよ。

文化不毛の地になってしまう。

なんとかならないかな・・って往生際悪すぎだね。

試写会終わった後は、写真を撮る人が多かった。

「一緒に撮ってください」率もすごく高かった。

みなさんの記憶に厚生年金会館が残りますよーに。

おいしい映画祭

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