WALL.E&ジム・モリス

ジム・モリス。
映画「オールド・ルーキー」のモデルになった35歳で大リーグの入団テストを受けた元メジャー・リーガー・・・でじゃありません。

同姓同名
PIXAR(ディズニー映画)の副社長であり、プロデューサーさんに取材してきました。
ジム・モリス(ピクサーの副社長).JPG
単独インタビューはWALL.Eの映画について、お話するのが筋ですが、こんなビックな人にお会いできるチャンスは滅多にない。WALL.Eのアイディアはいつ?あのデザインのコンセプトは?・・など
無難な基本質問は提出したものの、それよりもジム・モリスさん自身に興味津々だったので、
ほぼパーソナルなことしか聞かなかった。けど、良かったかな・・・(へへ)

ジムさんは、ILMマネージャー兼視覚効果マンだったころ、
映画史を塗り替える画期的な視覚効果を生み出したあの、
「永遠に美しく」を作り出した人なのです。あんときは、驚いたね。メリル・ストリープのお腹がくりぬかれちゃうんだもん。ブルース・ウィリスがアクションスターじゃないって初めて知った。
女の美や老いに対する執念をオモシロ可笑しく、ブラックに描いたお気に入り作なのです。
たしかに、ロバート・ゼメキス監督作ですが、あの視覚効果は職人芸。
そう、正真正銘このジム・モリスさんが作ったのです。
あ、「ジュラシックパーク」「フォレスト・ガンプ一期一会」「SWエピソード2」「ハリポタ」・・
すっごいひとなのです。

さて、WALL.Eは「ファインディング・ニモ」の監督の最新作。
人間達が見捨てた地球で、たったひとり700年も働き続けてきたゴミ処理ロボット’WALL.E’の物語。
毎日毎日誰もいない、友達はコックローチ君だけ。ひたすらゴミ処理を続けるんだけど、
彼のささやかな楽しみは、人間達の残したゴミの中からお気に入りをみつけること。
ルービックキューブだったり、トイ・ストーリーに登場するトラックだったり。
大昔の映画「ハロー・ドーリー!」が大好きで、いつか誰かと手をつなぐことが夢。

そんなあるひ、ピカピカの天使イブ’がウォーリーの前にやってきたのです。
彼女は探偵ロボットで、ある重要な任務を受けていたのです。そんな二人にはいつしか恋心が芽生え・・

スゴイのは、古いロボットウォーリーと最新鋭のロボ、イブたちが目の表情のみで観る側を感情移入させちゃうこと。
そして、ほとんどセリフはなしの、トーキー映画みたいなんです。
愛らしいウォーリーに私は夢中になっちゃいました。ほんと、かわいいんですよ。
P1000736.JPG
今日は、リアルWALL.Eが来日しました。
夢を壊すようですが・・6人がかりでリモコンで動かすらしい。

ウォーリーの声やその他すべてのロボットの声はR2D2の声を作り出し、
4度のアカデミー賞に輝く音響の達人「ベン・バート」が手がけています。
一度聞いたら、記憶に残る「ウォ〜〜リ〜〜」という声。
しゃがれていて、すごく人間ぽい。

子供達が飽きることなく何度もくりかえし観る、あたたかく感動的なピクサー(ディズニー)作品を作り出すにはなによりも大事なのは「コミュニケーション」だそうです。

ジムさんには、70人のアニメーターと何度も話しあい、400人の製作者とも常にアイディアをだしあうそうです。ジョン・ラセターや監督とランチしながら生まれた映画は、その後も変わらず4年間ランチミーティングをしながら出来た作品。
CG映画ですが、心が通った優しい映画に仕上がっているのは、作り手同士のコミュニケーションがしっかりとれているから。全般CGとはいえ、手作業がほとんどですからね。

この映画に登場する人間はコミュニケーションが まったくとれていないということから
管理職としての考えもお話ししていただきました。

メールや電話で話すだけじゃいけない。
会って話し合うことが大切。と基本中の基本なのですが、わすれがち。
自分の最近の行いにもちょっぴり反省です。

12月5日から公開のWALL.E。
ちょっぴり大人向けのアニメーションです。
あら、ウォーリーったら、なにげにカメラ目線じゃん。
ウォーリーと。.JPG

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