映画を観る前に、漫画をよみはじめたら・・・これがね、はまってしまいました。
「ともだち」 とよばれる謎の教祖と教団が企てる怪しい事件の数々。
それらは、主人公のケンヂが小学生の時に仲間とノートに記した内容と同じというのが判明。ケンヂは仲間と共に次に起こる事件の阻止に乗り出す・・
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第一章は1970年と1997年〜2000年、そして2015年が舞台となります。
この3つの時代をいったりきたりするのですが、
これが、大阪万博世代の方は特にハマルとおもう。
ケンヂたちはそのころ8〜9才。わたしはもうすこし子供だったけど
1970年代の町の雰囲気や風俗はもちろん経験していますからね。
作品の大事な要素となる音楽など特に共感してしまった。
原作者の浦沢直樹の描く漫画はキートンにしろ、MONSTERにしろすごいね。
20世紀少年は、男の子達が秘密基地で妄想の世界を楽しみなんてことは子供の頃なら誰でも経験するだろう。でもそこからのおもいもよらない展開は、読み手の想像力をかき立てすっかり浦沢直樹の世界観に飲み込まれてしまう。
その映画化ということで、とても楽しみにしていた。
セリフがあるキャストだけで300人!ロバート・アルトマンもびっくりの群像劇だ。主人公のケンヂ、その親友たちのキャスティングもおどろくほど 似ている。
オッチョに豊川悦司ユキジに常盤貴子、ヨシツネに香川照之、マルオは石塚・・しかも年代的にみんな40才に近い。よくもこれだけのキャストをあつめたものですよ。
ケンヂたちがよく通っていた駄菓子屋のおばあちゃんが研ナオコで、世紀末のバイクに乗った若者はオリラジがえんじているんだけど、1分、2分に満たない豪華な出演陣もみ〜んな漫画にそっくりなんです。
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第2章に続く演出方法は原作になく、堤監督ならではの配慮。
その辺は実にテレビ的ではありますが、3部作を半年づつ公開していくというのも観客を飽きさせないし、その間にテレビ放送もありDVD 発売ありと
放送外収入もしっかり計算済みなのかちら。
はやくも映画の第2章がきになる。
漫画も11巻までしか読んでない。
ああ、やらなくてはいけないことが山ほどあるのにぃ
続きが読みたい!