One Frame Theater Vol.1『ソニック・ザ・ムービー』

SONIC

見た目は可愛いけど、中身はやんちゃ
スピード感あふれるアクションはみていて爽快!

のらくらさんのイラストで映画の魅力を紹介していく「One Frame Theater」記念すべき第1回目は、日本生まれのキャラクター“ソニック”が、スクリーン狭しと活躍する『ソニック・ザ・ムービー』。クールで爽快なアクションアドベンチャーを、イラストとともにお楽しみください。

そのパワーゆえ故郷を追われ、地球で孤独に暮らしてきたソニック。ある日、小さな街の保安官トムと出会います。

そんな中、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニックが現れ、彼の生活は一変。ロボトニックの魔の手から逃れるため、トムやその妻マディを巻き込んだ、ソニックの大冒険が始まります。

可愛い外見とは裏腹に、やんちゃでクールなソニック。超音速のスピードで世界を駆け抜ける彼は、ロボトニックの野望を阻止することができるのでしょうか?

ソニックの声を務めるのは、人気コメディ俳優のベン・シュワルツ。日本語吹替版(以降 吹替版)では中川大志さんが担当し、ソニックのスピード感や躍動感、時折見せる寂しさや繊細な感情も見事に表現しています。

そして、ソニックを執拗に追う悪役ドクター・ロボトニックには、ジム・キャリー!往年のジム・キャリー節が炸裂するエキセントリックな悪役ぶりは必見。吹替版では山寺宏一さんが、その怪演ぶりをチャーミングに表現しています。

個人的に好きなシーンは、ソニックのひとり野球シーン。世界を超音速で駆け抜けるソニックにとって、キャッチボールなんてお手のもの。ピッチャーとしてボールを投げ、フルスイングで打ち返し、そのボールをキャッチして、バッターをアウトにする…なんてこともできてしまいます。でも、本当はちょっぴり寂しがり屋で、心の底では友達が欲しいと願っているソニック。「気づいてよ!ここにいるよ!」そんな彼の心の叫びが聞こえてくるようなシーンでもあります。

その他、ロボトニックとのカーチェイスやドローンとのバトルなど、迫力満点のシーンが目白押し!スピード感あふれるアクションシーンはもちろん、ソニックとトムの友情、そしてソニック自身の成長物語にも注目です。ゲームファンならニヤリとする要素も散りばめられていますよ。

ちなみに、ソニックのお気に入りの映画は『スピード』です。

『ソニック・ザ・ムービー』作品データ

監督:ジェフ・ファウラー
出演:ベン・シュワルツ(ソニック声)、ジェームズマースデン(トム)、ティカ・サンプター(マディ)、ジムキャリー(ドクター・ロボトニック)ほか
日本語吹替版:中川大志(ソニック)、山寺宏一(ドクター・ロボトニック)、中村悠一(トム)ほか
『ソニック・ザ・ムービー』は2020年6月26日(金)より、ミッドランドスクエア シネマほか全国公開
上映時間100分

第2弾『ソニック・ザ・ムービー ソニック VS ナックルズ』作品紹介はこちら →

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