恋するトマト公開記念パスタ

「恋するトマト」一人で勝手に公開記念「トマトパスタ」の出来上がり!Img_1398

フルーツトマトやフツーの大玉トマトなど4種類のトマトと
ミョウガ、レモン、オリーブオイルに塩胡椒を混ぜただけのカンタンパスタ。
しっかり冷やしてどうぞ。

先日「恋するトマト」名古屋キャンペーンで企画・製作・脚本・主演の大地康雄さんにインタビュー。
大地さんといえば私は、伊丹監督作品シリーズからのファン。シリアスな役からコミカルまでなんでもこなす日本映画では欠かせない俳優です。
ちなみに我が家は火サスの刑事鬼貫八郎シリーズが大好きです(笑)

恋するトマトを見た後はトマトが愛おしくてたまらない。
なぜトマトが愛おしいのか?!
小さな種から芽をだして、作る人達の愛情たっぷりぐんぐん育ち、やがて太陽をあびて大きく赤く熟していく。
この物語で描かれるのは名峰筑波山を望む、霧が浦周辺に広がる田園地帯とフィリピン・ラグーナ村。この二つの土地を結んで愛おしく切なく、日本人と美しいフィリピン女性の愛が綴られていく。その中で「トマト」は重要なモチーフなのだ。

主人公の野田正男45歳は親孝行の心の優しい農家の長男。何度も見合いに挑戦するがことごとく失敗。今度こそと思った景子も焦りすぎて破談になってしまう。
見かねた農業仲間の一人がフィリピンパブで働くリバティを紹介し結婚を前提に交際し、二人は結婚へ。
フィリピンに渡って結婚式を挙げるはずだったのに、一夜にしてリバティと家族に逃げられる。そう、結婚詐欺にあってしまったのです。借金した結納金200万円をとられ、生きる気力をなくした正男は浮浪者同然の生活を送る。そこで助けてくれたのは日本人の中田。フィリピン女性を斡旋するブローカーだった。生真面目な正男は恩義を感じ、必死に働き徐々に裏の世界の体質に変貌していく。

そんなある日、通りかかったラグーナの田園風景に故郷の風景を重ね合わせる。
そこには稲刈りに励む人びとがいた。その中心で汗をながしていたのはマニラのレストランでみかけたことのある女性クリスティナだった。父が病気で働けない事を知った正男は仕事を休んで収穫を手伝うことに。正男は農家に育った男の血が騒いだのだ。そしてクリスティナへの想い。正男はフィリピンでは困難と言われていたトマトの栽培の挑戦をはじめる。

農家の嫁問題、後継者不足といった社会的なテーマを背景に覗かせながら物語はラブロマンスという輝きを放っていく。
クリスティナと正男の恋は作物を育てていくヨロコビ、大地へのいつくしみ、太陽や光水への感謝など相乗しながら育まれていきます。
大地さんは映画を愛し、役者魂のあふれた人。
今から10年以上も前にフィリピンにいったとき、貧しくも前向きで明るい人びとに恋したという。そしていつかこの国で映画を撮りたいと思ったそうだ。
シナリオを書くにあたり、実際に稲刈りを4年経験し、その中で農業の人達とのふれあいを大切にした大地さんだからこそ嘘偽りなくリアルな農家の話が描かれているのだ。
トマト作りにしても何年も前からフィリピンに住む日本人農家に依頼し、改良を重ねて時期をまった。
こんかいルビー・モレノなど日本でお馴染みの女優も登場しますが、クリスティナ役のアリスのキャスティングについてのエピソードがある。
大地さんは横浜にあるフィリピン映画専門店に通い続け新作映画を見続けた。このビデオ屋の店長も主人公探しに一躍かって、新作が入るたびに大地さんに連絡してくれたそうだ。
何百という映画を観てついに包み込むような優しさとあたたかさを感じる女性、アリスを発見!
アリス・ディクソンはフィリピンでは5本の指にはいるほどのトップ女優だそうです。Img_1391

6月17日(土)より名古屋名演小劇場にてロードショー

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