トップクリエーターのお話

先日、映画監督押井守氏が映画のキャンペーンで来名しました。
私はお会いするのは3度目。
今回は配給会社さんの計らいもあって一緒に「ひつまぶし」を食しました。ひつまぶしはやっぱり「いばしょう」だな。
しかし、監督はめちゃ早食いで3分で平らげちゃった。

テレビ取材のあと、コンピューター学園HALで学生の講義があり、司会を担当。
ところが自分が一番監督から大事なことを学んだかもしれません。

なんだか難しい話をするのかな?
どうやって受け答えをしようか、悩んでいたけど、
それはよけいなお世話だった(^^ゞ
アニメーターになるきっかけからはじまり、
難しい技術面の話は一切なかった。

「この僕がこんなこというのもおかしいと思うかもしれないけど、僕は人に支えられてきたからこそ、莫大なお金を使って好きなことをやらせて貰っている」・・と話し始めた。

友達は一人もいない。

自分のまわりのクリエーターもたぶん友達はいない。

でもお互い必要としているから僕のまわりには人が溢れている。

彼ら彼女たちと築いた信頼関係だけで今回の映画「立喰師列伝」はできたと。

人とのつきあいで大切なこと「相手をよく知る」「相手を理解する」「相手の話をよく聞く」そしてその上で説得して自分の意見を通す。その繰り返しだと。

なりゆきではじめたアニメーターだけど、そのなりゆきの延長線上に優秀な人材がいただけで、僕は苦労したとか辛いとか思ったことがない。常に人を
驚かしたり、楽しませたりすることに生き甲斐を感じている・・・。僕の案にいつもオドロキ、歓び賛同してくれる人がいるからカタチにできるんだ。

CGクリエーターを目指す学生達にとって、最新技術の話よりも

監督の人間味のある話に驚いていた。

そして、今後プロとして社会に飛び立つ彼らには最も必要なことなのかもしれません。

よくよく見てみると、彼のアニメは生きています。

ピクサーのアニメは「既に死んでいる」。

アニメーションだけど「生」を感じるのは、監督の仲間への愛情が画面を通して伝わってくるからかもしれません。Img_1210

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