今夜の舞台挨拶

本日は日本で一番早い「春の雪」舞台挨拶付き試写会だった。行定監督、主演の妻夫木君が岐阜と木曽川に登場。今回がサプライズじゃなかったので、みなさんソワソワして私の前説はほとんど聞いてなかったようなきがする・・・(悲)
「春の雪」の原作は三島由紀夫の遺作にして最高傑作の呼び声が高い「豊饒の海」シリーズの第一作目にあたり、三島文学の最高峰としてその芸術性が高く評価されているのです。これまでもフランシス・F・コッポラやチェン・カイコーら世界中の名だたる映像作家が映画化を切望してきた経緯があり、今回の映画化は全世界が注目しているそうです。だから行定版「春の雪」は世界中から注目されているのです〜
脚本は世界の中心で愛を叫ぶの「伊藤ちひろ」さん。当時23歳という若さ、つまり今も若い。監督は
三島文学は10代の頃によく読んでいたそうですが、大人になってからは純粋に捉えられないので、若い彼女に脚本を頼んだそうです。確かに、若い頃の感性と今とは違うね。若い頃好きだった映画、小説がいまでは受け入れなくなっていることがあります。
ブッキーは芸能人ぶっていなくて、ほんとにラフな人。フツーにMCに突っ込んでくれるからいつも楽しいトークになるのでやりやすい俳優NO1。今年にはいって3回目なので、ようやく私の顔は覚えてくれたみたいで嬉しかった。今夜はお気に入りの「鶏鍋」を食べて、ゴキゲンで名古屋を後にしました。
監督とは、もっと作品について話がしたかったな・・。舞台挨拶だとどうしてもこれから見る人むけなので突っ込んだ話が出来ない。
窓越し、柱越しのカメラワークや、あたしお気に入り「ふすま」のアップ、竹内結子さんの立ち居振る舞い、
もっともっと聞きたかった!!
妻夫木君の起用については、「彼の邪悪な部分を見たかったとのこと」。前半は、かなり屈折した青年で確かに邪悪な奴・・だけど本心は純粋なの。そんな難しい役どころをきっちり演じている。
後半は、何もみえなくなって、愛に突っ走っていくところは、ピュアな彼らしさがでているとおもいます。
大正明治の絢爛豪華な映画は少ないので「贅沢な2時間半」はあっという間よ。
そうそう、クランクインした明治村のこと二人とも気に入ってました。あの雰囲気があったからこそ役に没頭できたと。お二人で明治村のPRをしてくれて、明治村好きな私としてはとてもうれしかったわ・
学習院の武道館のシーンはすべて明治村で撮ってます。ろけ取材は寒い中、5時間くらい待ちました・・(苦笑)まぁ、待ったかいある映像だったので満足(^。^)親友役の高岡くんにも逢えたモン。
yukisada2

おいしい映画祭

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