脱力系エンタテイメント/亀は意外と速く泳ぐ

ダウンタウンのごっつええかんじ
トリビアの泉の構成作家、三木聡が長編映画をついに監督した。
日常におきているなんでもないことを、コミカルにかつ大げさに描いているのです。ダラダラ〜ゆるゆるの笑いだけど、ツボにはまるととんでも無いことになる。毎日がネタ探しでたのしくなっちゃう。
松尾スズキ主演、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一出演の「イン・ザ・プール」と8月公開の「亀は意外と速く泳ぐ」は必見。亀〜を観た後は物の見方がかわるはず。自分の身の回りのもの、人、すべて興味深く見ることができるのだ。
たとえば、
寂れた商店街の金物屋や、カメラ屋はどうやって生活しているのか?もしかしたら裏家業があるのか?!スパイとか・・
米屋なのによく海外旅行にいく店主。なぜ、米屋が海外に?!
早朝の駅のホームで四角いパックの豆腐をスプーンでそのまま
食べている若い綺麗な女の子。
なぜ、ヨーグルトじゃないのだ?
パーマ屋のオヤジが実はダンスの先生だとか・・
これを「それがどうしたの?」と流すクールな人もいるけど、
私はなぜ?なに?どうして?と興味津々になってしまうのだ。
町を歩きながらじっと観察すると、不思議がいっぱい、意外なことだらけ。やっぱ、フツーの生活を面白くするのは自分なのです。
ま、そんな疑問から生まれたような映画が「亀は意外と速く泳ぐ」なのだ。
今後、三木聡から目を離せない!
*注・・・この手の笑いは、誰もがハマルとは限りません。miki

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