【本日開幕】名古屋が世界の“アニメの聖地”になる6日間「第1回 ANIAFF」完全ガイド

名古屋が世界の“アニメの聖地”になる6日間
第1回 あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)

「NAGOYA CINEMA WEEK」に「おいしい映画祭」と映画祭続きの愛知県で、本日からアニメーション映画の祭典「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」が開幕します!

「え? 名古屋で新しい映画祭?」と思われた方、そうなんです。ここ愛知で開催されるのは初。とはいえ、国際コンペティション部門や、普段はなかなか触れることのないアニメーション映画まで、多彩なプログラムを楽しむことができる映画祭になっているのです。

そこでシネピーでは、本日よりスタートするこの記念すべき映画祭の見どころや概要、チケット情報まで、現地から熱量たっぷりにお届けします。

🎬 ANIAFF(アニアフ)とは? なぜ今、名古屋なのか
「ANIAFF(アニアフ)」は、日本のものづくりを牽引してきた愛知・名古屋の産業パワーと文化を融合させ、世界中からクリエイターが集う場を目指して誕生した新しい国際映画祭です。

愛知県といえば、「ジブリパーク」や「世界コスプレサミット」など、すでに世界中のアニメファンから熱い視線が注がれているエリアですよね。 東京や大阪からのアクセスも良く、アジアの玄関口でもあるこの場所で、ジャンルや国境、テクノロジーを超えた次世代のアニメーション映画祭が始動します。

記念すべき第1回のフェスティバル・ディレクターにはKADOKAWAの井上伸一郎氏、ジェネラル・プロデューサーには真木太郎氏など、豪華な布陣が運営を支えています。

✨ ここが凄い! 3つの注目ポイント

1. 業界激震!「アニー賞」との日本初コラボレーション
今回最大の目玉は、なんといってもアニメ界のアカデミー賞とも称される「アニー賞」を主催するASIFA-Hollywoodとの連携。

『千と千尋の神隠し』や『君たちはどう生きるか』も受賞した、あのアニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞が、日本の映画祭とタッグを組むのは史上初!

審査員にはASIFA-Hollywoodのエグゼクティブ・ディレクター、オーブリー・ミンツ氏や、ポリゴン・ピクチュアズの塩田周三氏らを迎え、世界基準の審査が行われます。

2. アニメの未来を創る「企画マーケット」
ただ作品を上映するだけではなく、これから世界に羽ばたく作品の「種(企画)」を持ち寄り、クリエイターと業界をつなぐ企画マーケット(ANIMART ピッチプログラム)も開催。

新しい才能がここ名古屋から発掘され、次の名作が生まれる瞬間立ち会えるかもしれません。まさに「クリエイター・ファースト」を掲げる映画祭ならではの試みです。

3. 豪華な特集上映とゲスト
細田守監督の特集上映(ディレクター・フォーカス)では、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』など劇場全9作品を一挙上映!

さらに、ストップモーション・アニメーションの最高峰「スタジオライカ」特集や、愛知県出身の谷口悟朗監督のオールナイト上映など、ファン垂涎のプログラムが目白押しです。

🎥 注目作品:Netflix映画『イン・ユア・ドリームズ』も上映!

また、12月14日(日)には、Netflix映画『イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら』の上映も。こちらは、先着80名無料ご招待(当日の15時頃よりミッドランドスクエアシネマで整理券配布)

世界のアニメーションシーンの最前線を走る作品をスクリーンで体感できる貴重な機会。物語の世界に没入し、夢のような映像体験を味わえること間違いなしです。

また、オープニング作品には韓国の『Your Letter』、招待上映にはフランスの『幾多の北』など、国際色豊かな傑作が揃っています。

引き続き、シネピーではこの映画祭の模様をレポート。お楽しみに!

公式 https://aniaff.com/

開催概要

* 会期:2025年12月12日(金)~12月17日(水)
* 会場:
* ミッドランドスクエア シネマ 1&2
* 109シネマズ名古屋
* 名古屋コンベンションホール
* ウインクあいち 他
🎫 チケット料金(税込)
| 券種 | 大人 | 学生 | 高校生以下 |
| 上映のみ | 1,500円 | 1,000円 | 500円 |
| 上映+トークショー | 2,000円 | 1,500円 | 1,000円 |
| トークショーのみ | 1,000円 | 500円 | 100円 |
| オールナイト上映 | 3,500円 | 3,000円 | 2,500円 |
※18歳未満の方はオールナイト上映をご覧になれません。

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