東村アキコの「かくかくしかじか」が実写で映画化
永野芽郁×大泉洋が異色タッグ

「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」など、数々のヒット作で知られる漫画家・東村アキコ。笑いと涙で人生を描き、日本中を励まし続けてきた彼女が、自身の実話を泣きながら描いた「かくかくしかじか」。マンガ大賞2015を受賞するなど、不朽の名作として愛され続けているこの作品が、ついに映画化されます。

これまで映像化の話は絶えなかったものの、東村アキコ本人が完璧な形での実現は不可能だろうと断り続けてきた本作。しかし今回、東村アキコ自身が脚本を執筆し、日本を代表する豪華キャストにより、夢の映画化が実現しました。

永野芽郁演じる明子は夢見るぐうたら娘。漫画家になる夢を追いかけるはずが…？

大泉演じる日高先生は竹刀片手に怒号を飛ばす、最恐の武闘派絵画教師

主演を務めるのは、『はたらく細胞』などに出演し、人気・実力ともにトップの若手俳優・永野芽郁。そして、共演には『なんとかファミリー』の名演も記憶に新しい国民的俳優・大泉洋が決定。東村アキコが永野芽郁なら良い作品になると確信を持ち、さらに恩師・日高先生役には「この人しかいない」と大泉洋を熱望したことで、今回の映画化が実現したとのことです。

漫画家を夢見るぐうたら高校生・林明子（永野芽郁）と、彼女の人生を変えた最恐の恩師・日高健三（いいいい）との9年間のかけがえのない日々。東村アキコの生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京の3つの街を舞台に、今を生きるすべての人々に贈る物語です。監督は、映画『地獄の花園』の関和亮が務めます。

今回解禁された特報映像では、漫画家を夢見るぐうたら高校生・林明子（永野芽郁）が、恩師・日高健三（大泉洋）と出会うところから始まります。絵を描くことだけは自信があり、これから漫画家に向かって輝かしい人生を歩めると思っていた明子でしたが、「描け」と大声で叫ぶ日高先生に仰天します。絵画教室を営む日高先生の怒号とともに振り下ろされる竹刀。その指導に反発し、「あんなのただの体罰教師じゃん！」と逃げ出す明子の姿がコミカルに描かれます。

ただひたすら「描け」と言われ続ける日高先生との戦いの日々や愛憎を超えた二人の特別な関係。大声で笑い泣く、明子と日高先生の美しい日々から一転、日高先生を想いながら、“わたしは、許されない嘘をついた”と涙を流す明子のシーンも。二人の間に何があったのか！？ 明子が人気漫画家になるまでの残酷な〈嘘〉と〈秘話〉を想像させる特報映像となっています。

ナレーションは、TVアニメ『海月姫』で主人公「倉下月海」役、TVアニメ『はたらく細胞』で主人公「赤血球」役を演じた花澤香菜が務めています。

併せて解禁された東村アキコの直筆イラストは「やっと情報解禁です。」のコメントと共に、明子と日高先生を演じたラフな永野芽郁と大泉洋の姿が描かれています。

青春の痛みと輝きが詰まった“本物”のパワーチャージムービー『かくかくしかじか』は、2025年5月16日（金）より全国ロードショーです。

原作者・東村アキコ、永野芽郁、大泉洋のコメントはこちら →