安彦良和らアニメの歴史を彩ったレジェンドたちが名古屋に集結!<どまんなかアニメ映画祭>開催

どまんなかアニメ映画祭

熱気と感動が交錯する街、名古屋から新たなアニメの祭典が誕生!
アニメの創成期を支えた巨匠たちが、ズラリ名古屋に集結!

世界コスプレサミットやジブリパークなど、国内外から熱い視線を集めるエンターテインメント都市、名古屋。アニメ「五等分の花嫁」や『泣きたい私は猫をかぶる』、映画『ゆるキャン△』の舞台にもなるなど、名古屋のある愛知には人気作品を生み出すクリエイティブな魂が息づいています。そんな名古屋から新たなアニメの祭典が誕生!5月17日から19日まで名古屋のミッドランドスクエア シネマで行われるのは<どまんなかアニメ映画祭>です。

日本のロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム I』当日はアニメ雑誌「月刊ニュータイプ」の創刊から福編集長として参加し、KADOKAWAマンガアカデミーの名誉アカデミー長などを務める井上伸一郎氏やアニメプロデューサーの植田益朗氏によるトークも

気になる上映作品は、『機動戦士ガンダム I』をはじめ『機動警察パトレイバー 2 the Movie』、『ルパン三世 カリオストロの城』『AKIRA』など、1980年代に公開されたアニメ映画10作品。当日は、監督やアニメ制作関係者を招いたイベントを開催するなど、アニメファンはもちろん、普段あまりアニメに触れたことがない人にも楽しめる内容となっています。

ルパン三世 カリオストロの城

宮崎駿監督の劇場初監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』偽札の秘密を暴くためカリオストロ公国にやって来たルパンと次元は、そこで謎の男たちに追われていた少女クラリスを助け…。

登壇ゲストには、TVアニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を手掛け、マンガ家としても活躍するアニメ界の巨匠・安彦良和氏を筆頭に、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の河森正治監督、アクロバチックな戦闘シーンに定評があるアニメーターの板野一郎氏、TVアニメ「あしたのジョー」を送り出し、今敏監督や細田守監督の作品をプロデュースした丸山正雄プロデューサーほか、アニメ界のレジェンドたちが一堂に会します。

本映画祭の総合プロデューサーを務める近藤良英氏は「1980年代は、アニメーションの『手描き』技術が究極にまで発展をとげた時代だった」と振り返り「数十年の時を超えてなおスクリーンからほとばしるクリエイターたちの猛烈なエネルギーを映画館で体感して欲しい」と熱くアピール。

SFアニメ『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』宇宙戦争下の愛と戦いに揺れ動く若者たちを描いた作品。当日は、河森正治監督、板野一郎氏がゲストで登壇

また本映画祭の実行委員長で、中日本興業株式会社の代表取締役社長の服部徹氏は「1980年代に公開された名作アニメ映画を上映することで、アニメファンとアニメ制作関係者との交流できる機会を提供できればという思いから開催に至りました。名古屋から全国へ、そしてアジア、世界へと展開できればと考えております」と開催への意気込みを語りました。

数十年の時を超えてもなお、スクリーンからほとばしるのは、アニメの歴史を築いたクリエイターたちの情熱。夢のような豪華な登壇者から、直接当時の裏話や制作秘話が聞けるチャンス。アニメの歴史を体感できる貴重な機会、ぜひ映画館で体感しよう!

文 にしおあおい( シネマピープルプレス編集部

登壇ゲスト(敬称略)

井上伸一郎(編集者)
植田益朗(アニメーションプロデューサー)
出渕裕(メカニカルデザイナー、キャラクターデザイナー、アニメーション監督、脚本家、イラストレーター、漫画家)
伊藤和典(脚本家)
板野一郎(アニメーター、アニメ演出家・監督)
河森正治(メカニカルデザイナー、アニメーション監督・演出家)
丸山正雄(アニメーションプロデューサー/元・マッドハウスの代表取締役社長、MAPPA代表取締役会長、スタジオM2代表取締役社長)
友永和秀(アニメーター)
山賀博之(映画監督、脚本家)
渡辺繁(アニメーションプロデューサー)
明田川進(音響監督)
安彦良和(漫画家)
佐野浩敏(アニメーター)

日程/上映作品

● 5月17日(金)
『機動戦士ガンダム I』(富野喜幸総監督 1981 年公開)
● 5月18日(土)
『機動警察パトレイバー2 the Movie』(押井守監督 1993 年公開)
『機動戦士ガンダムII哀・戦士編』(富野喜幸総監督 1981 年公開)
『ルパン三世 カリオストロの城』(宮崎駿監督 1979 年公開)
『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』(石黒昇、河森正治監督 1984 年公開)
『幻魔大戦』(りんたろう監督 1983 年公開)
● 5月19日(日)
『王立宇宙軍オネアミスの翼』(山賀博之監督 1987 年公開)
『AKIRA』(大友克洋監督 1988 年公開)
『ヴイナス戦記』(安彦良和監督 1989 年公開)
『機動戦士ガンダムIIIめぐりあい宇宙編』(富野喜幸総監督 1982 年公開)

服部徹(実行委員長/中日本興業株式会社 代表取締役社長)コメント(全文)

本映画祭は、1980年代に公開されたアニメ映画を中心に構成し、アニメファンとアニメ制作関係者との交流できる機会を提供できればという思いから開催に至りました。

また、巨匠・安彦良和氏にオリジナルポスターの書き下ろしを快諾いただき、アニメファンの心を掴むはずと、我々関係者一同大変喜んでおります。

名古屋から全国へ、そしてアジア、世界へと展開できればと考えております。


近藤良英(総合プロデューサー)コメント(全文)

1980年、25歳の私は松竹の映画宣伝部から念願の映画製作本部へ異動。当然、実写映画の製作に携わるものだと思っていた私に、本部長は「『機動戦士ガンダム』というアニメ映画を松竹で配給することになった。もっとも若い君が担当してください」と言ったのです。私は、『機動戦士ガンダム』のおかげ(?)で映画宣伝部へ逆戻りすることになりました。

それから7年、私は『機動戦士ガンダム』三部作、『伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇』、『クラッシャージョウ』さらには『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』まで、主に日本サンライズ作品の宣伝を担当。その間、他社でもいくつもの名作アニメが誕生していきました。一部のアニメではCGが取り入れられるようになっていましたが、主体は手描き。1980年代は、アニメーションの「手描き」技術が究極にまで発展をとげた時代だったと言えるのではないでしょうか。

そんな手描きを主とした1980年代の名作アニメ映画を集め、数十年の時を超えてなおスクリーンからほとばしるクリエイターたちの猛烈なエネルギーを映画館で体感して欲しい。日本の真ん中にある名古屋でアニメ映画祭を開催したい。そうした思いで企画した「どまんなかアニメ映画祭」、ついに開幕です。


開催概要

イベント名:どまんなかアニメ映画祭
開催期間 :2024年5月17日(金)~5月19日(日)
会場:ミッドランドスクエア シネマ(愛知県名古屋市中村区)
映画祭ホームページ :https://domannakaanime.com/
公式X :@domannaka758
※料金やチケットに関する詳細は公式サイトをチェック

●「ヴイナス戦記」(C)1989学研・松竹・バンダイ/●「AKIRA」(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会/●「幻魔大戦」(C)KADOKAWA1983/●「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(C)1984 BIGWEST/●「ルパン三世 カリオストロの城」原作:モンキー・パンチ (C)TMS/●「機動戦士ガンダムⅠ、Ⅱ、Ⅲ」 (C)創通・サンライズ/●「王立宇宙軍 オネアミスの翼」4K リマスター (C)BANDAI VISUAL/GAINAX/●「機動警察パトレイバー2 the Movie」(C)1993 HEADGEAR / BANDAI VISUAL / TOHOKUSHINSHA / Production I.G

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