映画「さよなら渓谷」主演 真木よう子さんSPぶりの名古屋

先週も舞台挨拶や取材が多い週でした。さよなら渓谷.jpg

SP以来になる真木よう子さんが6年ぶりの主演作「さよなら渓谷」で来名。
相手役の大西信満さんはキャタピラー
そして、大森監督は、つい先々週「ぼっちゃん」でお会いしたばかり。
ぼっちゃんでお会いしたときに、来週また!といってお別れしてすぐに会えた。
ぼっちゃんが公開中の大森です、とさりげなく自己紹介する監督。
とても明るい方で、シリアスな映画だからこそ明るく、そして楽しい舞台挨拶にしましょ。ということになり、打ち合わせは30秒で終わった(笑)
さよなら3人舞台.jpg
真木さんはSPの時は岡田准一さんはじめたくさんでいらっしゃったので、あまりおしゃべりするのが少なかったのですが、今回はよくお話しされて、お客様も大満足。
3人の関係がすごくよくて、マジメな大西さんにちょいちょいつっこむ真木さん。
監督は舞台挨拶自体を楽しんでいるようで、撮影を振り返ってエピソードを話してくれました。
大西さんに「俳優でもある監督は演じる側の気持ちがわかるからやりやすいのでは?」と問い掛けると
「そうですね、そのあたりはわかりやすかったですね・・・」など答えると真木さんが「俳優だったんですか?」と冗談めいてつっこんで、
監督は照れながら「ベテラン二人の前で俺の俳優話はいいよ〜」といいながらニコニコしてました。
さよなら渓谷は芥川賞作家の吉田修一原作。
つつましく暮らす夫婦の間には壮絶な過去があったのです。
普通なら考えられない信じられない二人の愛はどのように成り立っているのか。
見終わった後の二人の行き先は、見る側に委ねられています。
私は、あの二人はきっと、ハッピーになる、そう願いたいんです。
というと、
3人から「男の意見だねー」といわれた。
これ以上二人は傷ついて欲しくないから。
すべてを水に流して幸せになって欲しいと思ったのはちょっと都合が良すぎるのだろうか。
とにかく、終わった後に誰かと話したくなるそんな映画なのです。
真木さんの演じたかなこは、かなり精神的に追いやられる辛い役。実際撮影中は痩せてしまったそうで、
なるべく明るい音楽を聴いたりして気分を高めないと落ちてしまいそうだったと。真木さんが
撮影中の苦しかったことを話してくれました・さよなら真木.jpg

真木さんは林檎さん作の主題歌を歌っています。

大西さんは、発売日にCDを買ったので、それをラインで真木さんに送ったのに無視された!といって

二人で小競り合い。仲良しな二人なのです。

和気藹藹としたみなさんですが、物語は真逆。

この究極の愛をどううけとめるか。

「さよなら渓谷」は6月22日公開http://sayonarakeikoku.com/


大森監督の「ぼっちゃん」はシネマスコーレで公開中

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