今年は出演作が目白押しの松坂桃李さん。
今回は「ツナグ」で4日ぶりに再会!
「王様とボク」でおわかれするときに、4日後にまたあうので名古屋に泊まってしまえば?と私が冗談で言ったら「そうですね〜それもいいな〜」とかわしてくれた。
いま超売れっ子でそんな時間なんてないのにね、優しい人なのです。
ツナグは、死者と生者を仲介する人のことで、祖母のアイ子から高校生である歩美が受け継ぐまでの成長物語を描く。
祖母役の樹木希林さんとの掛け合いは毎日が刺激的だったようで、
樹木さんがいろんなアイディアをだし、どこにでもいるような自然な祖母と孫の関係がスクリーンに映し出されています。
樹木さんは「わが母の記」で息子役である役所広司さんと春先にミッドランドシネマで舞台挨拶があり、
そのときご一緒させていただきました。
ツナグの舞台挨拶で「名古屋はお久しぶりですか?」と聞くといたずらな感じで「40年ぶりかしらねぇ」と
場内から笑いを誘っていました。
中京テレビの「キャッチ」では樹木希林さんは一生で1度死者にあえるなら「紫式部」といっていた。
私は、やはり父かな。
突然倒れて4日間の昏睡状態がつづいて息を引き取ってしまったので
なにも最後に話も出来なかった。
父が晩年なにを思ってどんなことを私に伝えたかったのか、そんなことを思うだけで
いまも涙が出てしまう。
でもツナグを観賞後は目に見えないけどそばにいて、見守ってくれているんだとなんとなく思ったら気が楽になったかな。
会いたいなと思う気持ちが大切なのです。
ツナグは、今日も試写会があります。
色んなエピソードに自身を反映させて見てくださいね。
今週末公開です。