放課後ミッドナイターズ

海外のアニメーションとおもったらなんと!福岡発とは驚きです。

放課後ミッドナイターズの企画監督は、福岡を拠点に活躍する映像作家、竹清仁監督。本作のもとになった短編は国内外で賞を受賞。
本作も異例のアジア五カ国同時公開なのです。異例で異色な日本のアニメーションが海外で評価されるのは嬉しいね。


新感覚のアニメーションは、
グロくて可愛い、そして懐かしい。
なぜ懐かしいかといいますと、
学校の理科室のすみっこに直立不動でいる人体模型が主役でその相棒が骨格標本なんだもん。

夜中にきっと動いていると密かに思っていたわたしは、このアニメーションを見た時、「やっぱりね」とにやけちゃった。

脚本はあの海猿シリーズの小森陽一。なぜ小森さん?と監督に聞いたら、ご近所さんだから。って!
さらに、骨格標本のゴスのは、個性派俳優の田口浩正。なんと、こちらもご近所さんだそうです(笑)

気さくですぐに仲良しさんになれちゃう監督でした。

主役の不気味な人体模型キュンストレーキは山寺宏一さんです。

身体中にいたずら書きされているのがリアルなんだな。

ほら、こんなとこにゾウさんが(笑)


遊園地のアトラクションみたいな映画です。色合いも極彩色だから最初はおどろいちゃうかも。
二体にからむ幼稚園児、マ、ミ、ムの三人組みが最高に意地悪で、ワガママで傲慢で、マイペース。
憎たらしいけど、憎めない、愛すべきキャラクターです。

8月25日から全国ロードショー。

おいしい映画祭

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