映画・約三十の嘘

p018187881ec大阪〜札幌間を21時間かけて結ぶ豪華個室寝台列車「トワイライトエキスプレス」は古きよきヨーロッパの夜行列車を思わせるクラシックな車内と一流ホテルにひけをとらないサービスで大人気。アメニティグッズはヤフオクで売られているくらいなんだよ。日本海に沈む夕陽を車窓から(世界の車窓気分で)望めるサロンカー、フランス料理を堪能できる食堂車。豪華な列車の旅なら思い切って9万円コースのスィートにいつか誰か♥と乗りたいな〜とパンフレットを眺めていたばかりだったので、「約三十の嘘」を観て先こされちゃった(笑)と思った。舞台はその寝台列車の車内を舞台とした詐欺師達の騙しの密室劇。でも山村美沙の2時間ドラマのような温泉シーンはないのであしからず!詐欺を生業とする6人の男女が札幌で詐欺を成功させたあと、だまし取った7000万円を巡って、お互いを出し抜こうとあの手この手で同業者同士騙し合っていく様子はユーモアとスリルたっぷり!a0035483_152531豪華な役者達の演技バトルも必見。椎名VS妻夫木、椎名VS中谷、田辺VS八嶋・・と誰と誰でも見応え十分。元詐欺師のカリスマ志方(椎名)、頼りない久津内(田辺)、最年少の佐々木(妻夫木)、女詐欺師の宝田(中谷)という、昔の仲間に加えてお調子者の新入り横山(八嶋)が大阪から寝台列車に乗り込む。京都から3年前、大金を持ち逃げした仲間の手助けをした美少女今井が合流したことで信頼関係がガタガタ。ていうか、詐欺師同士に信じることあるのかなぁ(^。^)詐欺現場までの行き帰り、詐欺シーンは一切見せない、舞台はほんとに車内のみなのです。駅で待ち合わせするシーンと数分だけホームのシーンがあるかな。志方(椎名)がホームにでてぐるっと人捜しをするカメラのアングルがまた、凄いかっこいいのよぉ!それと詐欺師達が仕事で使うパンダのきぐるみ「ゴンゾウ」がこの映画のキャラクター。着ぐるみって子供を騙す道具だよなぁ。そっか!だからかぁ。
ちょっぴり切ない嘘つき映画にぴったりなのが「クレージーケンバンド」だ。冒頭からケンさんのメロメロメロディ♪は、騙されてもいいわぁって気分にさせてくれる。アキ・カウリスマキの「過去のない男」で、列車の食堂で主人公がスシを食べるラストシーンの歌がクレイジーの「ハワイの夜」でした。夜行列車にはクレイジーケンバンドがイイネ!イイ〜ネ!

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