映画ナビゲーター・ヴィトルのびびっとくる映画Vol.109『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

ヴィトル
ヴィトル
Ola-!
映画ナビゲーターのヴィトルです。

東海ラジオ『OH! MY CHANNEL!』の番組内
で毎回テーマの書かれたクジを引き、その“テーマに沿った映画”を紹介しています。(10月からは新コーナーになります)

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

この日のテーマは「主人公の成長を感じる映画」という事で主人公の心の成長を描いた『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を紹介しました。
当時、無名だったベン・アフレック(20歳)とマット・デイモン(22歳)が共同で脚本を書いたとして知られる作品。
第70回アカデミー賞で脚本賞を受賞し、今作をきっかけに数多くの主役を飾る様になります。

ストーリー

主人公はボストンに住む青年ウィル(マット・デイモン)。
彼は幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。
しかし、彼の才能に気付いた数学教授が、ウィルに精神分析医のショーン(ロビン・ウィリアムズ)を紹介します。
ウィルは次第にショーンに心を開いていき、自分が進歩できない原因は自分自身にあると徐々に気付き始める。
天才並みの頭脳を持ちながら、幼少期のトラブルが原因で周囲に心を閉ざし非行に走る青年と、妻に先立たれ人生を見失った精神分析医との心の交流を描いた作品です。

超秀才が集まるマサチューセッツ工科大学。
ここで、数学科の教授が難問を出すが、頭が良いはずの生徒達は誰一人解けません。
そこに意図も簡単にその問題を解く人が現れる。
それがそこの大学でアルバイト清掃員としてはたらく孤児の青年マット・デイモン演じるウィルです。
彼はどんな難問も解いてしまう超天才なんです。
しかしウィルはケンカをしてはその度に捕まる素行の悪い青年で自分の才能にも気付いていません。
そのウィルを何とか更生させようと出会ったカウンセラーの1人がロビン・ウィリアムズ演じるショーン。
彼もまた最愛の妻を亡くし心の傷を負って居ます。
そんな目に見えない問題を抱えた2人の心の交流を描くのがこの作品の最大の見せ所。
なかなか心を開かないウィルに対し、ショーンが放つ一言が胸に刺さります。
例え世界中が敵だとしてもたった1人、自分を受け入れてくれる人が居れば人生は変わるのだと教えてくれる素晴らしい作品です。

出会う人で人生が大きく変わると教えてくれる『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は現在、U-NEXT、Huluで見放題配信中です。
気になる方はチェックしてみてください。

それでは。
またねぇ!
チャオチャオ〜

1997年製作/127分/アメリカ
原題:Good Will Hunting
配給:松竹富士
劇場公開日:1998年3月7日

 

ヴィトル

広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。

イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。現在のレギュラーは、東海ラジオ 12:25-『OH! MY CHANNEL』内で毎週木曜日映画紹介を担当。MIDFM76.1「おいしい映画祭presents ヴィトルのハッピーカーニバル」初夏から再開テレビは、 NHK名古屋『まるっと!』レ水曜日レポーター

おいしい映画祭

アーカイブ