バックドロップ

明日はシネクルの収録日だ!の前日は、実は大変なのです。一本の映画をただ紹介するのはオモシロないのでなんとかオチをつけたろ〜と一本一本真面目に考えるのです。しかし、テレビだと一本の映画に1〜2分しか持ち時間がない。公開日が多い週は30秒くらい。一生懸命まとめたつもりでもついつい、ベラベラ3分くらいしゃべってしまうんだよな〜。編集さんほんと、すいません。美味しいところはちゃんと拾ってくれるので感謝してます。観てない映画をさも観たように話すのはできれば避けたいので、収録前日はサンプルビデオを観まくるのです。今日も朝から「エイプリルの七面鳥」と「お父さんのバックドロップ」をみたよ。エイプリル〜は、好きな映画でした。「ギルバード・グレイプ」「アバウト・ァ・ボーイ」の脚本家ピーター・ヘッジズの初監督作品。保守的で発展性のない中流家庭に育ったエイプリルは自由を求めて一人暮らしをしていたのですが、最も嫌いだった母が余命わずかときいて感謝祭に家族を家に招いて食事を作ることに。伝えたい相手が身近な人ほどごめんね、ありがとうの言葉ってなかなか口からでてこないもの。普段から伝えたいのになぜか心の中に閉ざされたまま。その人の前に立つとなぜか意地を張ってしまい素直になれません・どうしてなんでしょうね・エイプリルはほんとはママが好きなのよ。彼女は家族のために食事を作ることで感謝の気持ちを伝えようと思ったわけです。記念日ってありがたいと思う。母の日だと素直になれるし、父の日も恥ずかしくないですからね。生の七面鳥が焼き上がるまでに素敵なドラマが一杯詰まっている作品なのです。娘は母の大好物のローストターキーを作る課程で、自宅のオーブンが壊れアパートの住民に借りにまわるのですが、同じ住民なのに初対面ばかり、ことの事情を話すうちに家族のことを思い返し人の優しさに目覚めていく。そして家族で娘の家に向かう途中エイプリルとの数々の思い出話をする。スチル写真と音楽のエンディングは心温まるよ。
しかし、七面鳥はあまり美味しそうにはみえなかったなぁ(笑)。プレスにローストチキンのレシピが載っていたので作ってみようか、とおもったら我が家のオーブンも壊れていた(*_*)
お父さんのバックドロップは、「月はどっちにでてる」「血と骨」「愛を乞うひと」のてい義信さんの脚本なんですね。主演の宇梶さんのプロレスラーなかなか様になってました。昔、プロレスがゴールデンに放映されていた頃、よく父と一緒に観ていました。おおっ!、そこだ!いけ〜〜とか叫びながら(笑)映画はなんといっても宇梶さん演じるプロレスラーの牛之助の父、松之助役南方英二さん(チャンバラトリオ)が笑える。とぼけた渋さ、間の良さがいい、さすがです。牛之助が、リングでマイクを持って、「俺は3人のためにリングに立つ!自分のため、亡くなった妻のため、そして一人息子のためじゃ!」と叫ぶのを、テレビで観ていた松之助が、「俺は入ってないのか・・」っと寂しそうにいうシーンは大爆笑。かなりハマリました。焼き肉屋の息子役は「ぼくんち」や「ハウルの動く城」でハウルの弟子のマルクル役の天才子役君。生意気で大人顔負け発言でこれまた笑えました。

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