素敵に歳を重ねた女優

「東京オアシス」の取材で、主演の小林聡美さん、原田知世さんにお会いしました。

小林さんは、「かもめ食堂」「めがね」「プール」「マザーウォーター」そして今回の「東京オアシス」で5回目。あ、役所広司監督の「ガマの油」でもおあいしてるから6回目?!
舞台挨拶などもさせていただいていたので、お会いした瞬間覚えていてくださった。
原田さんは、「紙屋悦子の青春」以来。
おお、昔の写真がでてきたぞ・・当時インタビューした5年前の写真です。
わたし・・わ、わかい!!色黒!
このあと、永瀨正敏さんと一緒に栄「いば昇」に行った記憶があります。
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原田さんに、紙屋悦子以来ですね、とご挨拶したら
その節はお世話になりました。とかわいらしいあの声でいわれちゃってもう萌えてしまった私です。
小林さんは、いつも緊張をほぐしてくれる方。ほんとはこっちが緊張しちゃダメですね。
ほんとに気さくでサバサバしていて大好き。
話しやすいんです。
原田さんは、もー私の青春の1ページといってもいいくらい角川映画のスターなんだもの。
つねに会いたい女優不動のベスト3だもの。
人と場所の関係を描いてきた「かもめ食堂」から5作目の「東京オアシス」
おもしろいのは、アンソロジー形式でエピソードごとに監督と脚本が違うんです。
今回も女性監督、女性脚本家です。
エピソードの真ん中、映画館での出来事でお二人は共演しています。
現女優であるトウコと映画館で働く元脚本家のキクチ。
仕事の仲間だった二人が再会したという場が映画館。
ほぼ二人のお芝居ですが、初共演とは思えない、間合いとスクリーンからはさすが、大女優同士
懐かしい二人という感じが漂ってきます。
今の仕事に詰まったら元の場所に戻ってみる、
そして久しぶりにあった仕事仲間にもう一度背中を押される。
そういう感覚すごく分かります。
私にとっての元の場所・・
映画パーソナリティを目指そうと思ったきっかけ・・
いろいろ考えたら映画館なんですよね。
それまではフツーに試写会の司会しかしてなかったけど、
東京の映画祭で舞台挨拶をみて、映画の紹介文を読むだけじゃなく、映画製作者の話をきちんと観客に、視聴者、リスナーに伝えたいなと、おもったのです。そう、
インタビューアーとして目覚めたわけです(笑)
そんなことを思い出させてくれた映画が「東京オアシス」
誰もが、仕事をしていればストレスを感じるし、行き詰まることもある。
そんなときに自分のオアシスを探してみるのもいいかも。
「東京オアシス」は10月22日から公開。
東京オアシス.jpg
綺麗に歳を重ねたお二人にお会いできて幸せな日でした。
明日は、女性監督さんにお会いしますよ。
エンディングノートの砂田麻美監督。すごくいい映画なのでいっぱいきくことありあり。

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