同居人の直属の部下T川ちゃんが会社を辞めて、再就職が決まったのでそのお祝いもかねて、岐阜へ深山料理を食べに行ってきました。
T 川さんはかなりの美食家。フランス留学経験あり、お洋服のセンスも抜群、仕事もできるし素敵な女性なんです。
そんな彼女を同居人がつれて行きたかったというのが「柳家」。
全国の有名シェフ達が名古屋に着たときは必ず立ち寄るという店です。
フレンチでもイタリアンでもありません。
囲炉裏の遠火で天然魚と珍しいお肉を焼いて、秘伝のたれ、もしくわそのままいただくだけのシンプルなお料理。
箸休めは、きゃらぶき、わらび、せりなどのあっさり煮付け。
今の時期は天然鮎のいぶし焼き雑炊でしめる。今日は、天然ウナギもありました。
これがうなぎなのだろうか。いままでたべていたウナギはなんだったんだ???弾力がありあぶらもあっさり、ふわふわです。
四季折々の深山料理が楽しめるそうで
秋はキノコ類と天然いのしし鍋。まったくくさくないそうです。
冬は鴨。真鴨?そんなもの邪道だそうで、
足が灰色の鴨?名前はわすれた(汗)。
とにかく鴨づくしだそうです。
本日は生まれてはじめたみた横幅手のひらサイズの山女魚。で、デカイ!!
養殖はなんども食べたけど、天然でこのサイズはまず手に入りません。
遠火でじっくり焼きます。
あじめどじょうは「天然記念物」。申請すればこの地方は食べれるそうです。
春にとれたものなので冷凍だけど、春物は卵があるのでたいへん重宝されるそうです。赤いのが卵。プチプチいいます。
そして、北海道のエゾ鹿。仏蘭西料理ではジビエといいますが、ジビエというには軽すぎて失礼だわ。秘伝のたれをつけていただきます。
ロースの脂はジューシーで、お肉は柔らかく・・・美味しすぎて言葉を失いました。
思い出すだけでよだれが・・
素材がいいとソースとか雰囲気とか、な〜〜んも関係ないね。
テレビ局の重役さんも通いますがこの店は介したくないとか自社番組取材拒否(笑)
家族で経営しているのと、約3時間ずっと火の具合、焼き具合、を見てくださり、素材の説明をしてくださるので満席になるのはご勘弁だとか。大将はお話が大好き!
すべての取材もおことわりなのですが、
一見さんお断りということで
「大名古屋人」8月号に掲載されます。
30年来の常連さんの紹介ということで出てくださいます。
ぜひ読んでね〜