借りぐらしのアリエッティ
優しくて懐かしい「借りぐらしのアリエッテイ」。やっぱりスタジオジブリの絵のぬくもりは心が安らぎます。そして、今回は久石譲ではなく主題歌を歌うのはフランス人のハープ奏者セシル・コルベルさん。
彼女の奏でる何とも言えない叙情的なケルト音楽は疲れ心と体を癒してくれます。
今日の衣装は、アリエッティのワンピースと同じ赤いドレス。
心地よい気分で、ラジオに入り
そして、夕方は米林監督とアリエッテイと淡い恋に落ちる翔の声を演じた
思わず、おおきくなったね〜〜と親戚のおばちゃん的なご挨拶。
だって、「妖怪大戦争」で小学生の時にはじめたあったのよ。もう高校生だって!!あわわ。
監督は、優しいオーラの持ち主。カオナシのモデルになったことでも有名なひと。
というか、ご自身がカオナシを書いて、宮崎さんにみせたら君にそっくりといわれたそうです。
ジブリに入って新人歓迎会から「麻呂」というあだ名をつけられそれ以来
16年間麻呂だそうです。いじられキャラのようですねw
神木さんは翔にそっくり。いや、翔が神木くんに似ているのか?
それもそのはず。
病弱な翔は、神木さんの写真集や実写ドラマの表情など参考にして作り上げたキャラクターだとか。
神木さんは、ジブリ作品は短編などもいれると5作品目の参加。
宮崎さんに当てた今年の年賀状に「今年の夏の作品も楽しみにしています」と書いたら、自分にオファーがきてビックリしたんだって。
アリエッティの住む世界は、監督の文字だけなのに視覚的な文章からどんどんイマジネーションがふくらんだそうです。
アリエッティの小人の視点は人間にも見えるのだろうけど、普段は気がつかない。
アリエッティ家族の家の廊下には、絵画の代わりに切手。
切手は彼女たちにとっては美しい絵なのです。
アリエッティの借りの最初の戦利品は「まち針」。
まち針を腰につけたすがたは、女戦士のようにりりしい。
水筒のかわりにお弁当用の醤油いれ。
マッチ箱の洋服ダンス。髪飾りは洗濯ばさみ
まだまだある、人間がいらなくなったものを活用した生活用品。これだけみているだけでも飽きませんね〜
極めつけは、ドールハウス。
この人間のお屋敷の元のオーナーは、小人の存在を信じていていつかはドールハウスをかれらにあげようとおもっていた想像力豊かで優しい人。
だから、今のオーナーもいつかドールハウスに小人が来ると信じている。
そのドールハウスの実物を見せていただきました。
ちっちゃいのに精巧で、何時間でも創造しながらあそべちゃう。
人間と比較すると、こんな感じ。
小人から見る人間はこんなに大きいのだ。
お、なんと!
ニクイ演出ですね。
これ、売り物ではないそうです。
いいなぁ〜
このドールハウスの気の入れ物にあったサインです。
うふ。
麻呂って書いてある(笑)