2022年6月3日(金)より公開中の映画『冬薔薇(ふゆそうび)』。
本作は、阪本順治監督が伊藤健太郎を当て書きしたオリジナル脚本で、人間の業を切なく儚く紡ぐ物語。
主人公の青年・ 渡口淳(じゅん)を演じたのは本作が2年振りの映画出演となる伊藤健太郎。
また共演者には阪本組ほか実力派が集結!
主人公・淳の父親であり、日本の高度成長期を支えたガット船「渡口丸」の船長でもある渡口義一を小林薫、母親の渡口道子を余貴美子、叔父・中本裕治を阪本組17年ぶりに復活した眞木蔵人が演じる。
また、淳が所属する不良グループのリーダー・美崎輝を永山絢斗、不良グループのメンバー・君原玄を毎熊克哉、いとこの中本貴史を坂東龍汰、美崎の妹・智花を河合優実、学友・友利洋之を佐久本宝、淳に好意を寄せる澤地多恵子を和田光沙、「渡口丸」の甲板員・近藤次郎を笠松伴助が務め、「渡口丸」航海士・永原健三を伊武雅刀、最年長の機関長・沖島達雄を石橋蓮司が務めています。
6月11日(土)にミッドランドスクエアシネマで公開記念舞台挨拶が行われ、主演の伊藤健太郎さんと阪本順治監督が登壇!伊阪本監督のトークに大笑いしつつ、
2年ぶりにスクリーンの前に立った伊藤健太郎さん自身の想いや、撮影エピソードを語りました。
『冬薔薇(ふゆそうび)』
2022年6月3日(金)よりミッドランドスクエアシネマほかROADSHOW
あわせて、阪本順治監督インタビューもご覧ください。
作品紹介
家族、友人、そして自分自身とも向き合えずにいた。
心の欠損を抱えた「寄る辺なき者たち」が織り成す人間ドラマ。
ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳(伊藤健太郎)。“ロクデナシ”という言葉がよく似合う中途半端な男だ。両親の義一(小林薫)と道子(余貴美子)は埋立て用の土砂をガット船と呼ばれる船で運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は思いも寄らぬ人物のものだった……。
『冬薔薇(ふゆそうび)』PG-12 監督・脚本:阪本順治 音楽:安川午朗 音楽プロデューサー:津島玄一 撮影:笠松則通 照明:渡邊孝一 美術:原田満生、我妻弘之 出演:伊藤健太郎 小林薫 余 貴美子 眞木蔵人 永山絢斗 毎熊克哉 坂東龍汰 河合優実 佐久本宝 和田光沙 笠松伴助 伊武雅刀 石橋蓮司 配給:キノフィルムズ 上映時間:109分 公式サイト https://www.fuyusoubi.jp/ 公式Twitter @FUYUSOUBI_jp ©2022「冬薔薇(ふゆそうび)」FILM PARTNERS