ジャッキーやチョウ・ユンファもリスペクト!伝説のアクションスター<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>の全国共通招待券を2名様に

ファンによるベルモンドの「これが観たい!」から選定された5作品を上映

2020年秋、『勝手にしやがれ』『おかしなおかしな大冒険』でも知られるフランス人俳優ジャン=ポール・ベルモンドにスポットを当て上映された<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選>。現在も名演小劇場(名古屋)ほかでアンコール上映がされるなど、興奮冷めやらぬ中、第2弾となる<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>の上映が5月14日から始まり、全国でも順次(名演小劇場は5月22日~)上映されます。

第2弾となる<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>は、東京、名古屋、関西の劇場で行われた“ベルモンド映画総選挙”の結果もとに作品を選定。ファン投票で1位に輝き、スピルバーグ監督も公開当時夢中になった『リオの男』(64)を筆頭に、同監督とタッグを組んでヒットした『カトマンズの男』、さらにふたりが『リオの男』にセルフオマージュを捧げる『アマゾンの男』(※日本初公開)など魅力的な作品がラインナップ。ほか、ベルリン・オリンピックを背景に、ユダヤ人少年とその家族をナチスから救うため奮闘する男の活躍を描いた『エースの中のエース』や、スタイリッシュかつカッコいいベルモンドを楽しむことができる幻の傑作『相続人』など5作品を特集上映する。公開にあたり、数多くの名作を手掛けてきた字幕翻訳家の松浦美奈さんを迎え、新訳字幕版という形で作品に新たな魅力を吹き込んでいるのも話題です。

ジャン=ポール・ベルモンドさんってどんなひと?

1933年4月9日、パリ郊外のヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。現在88歳。父は著名な彫刻家ポール・ベルモンド、母も画家。幼い頃は意外にも病弱だったベルモンド。成長し、サッカーやボクサーに夢中になるも、いつしか俳優を志しコンセルヴァトワール(芸術専門学校)に入学。56年に同校を優秀な成績で卒業。57年の『歩いて馬で自動車で』で長編映画デビュー後、クロード・シャブロル監督の『二重の鍵』(59)で注目を集め、さらに同年ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(59)で一気にブレイクを果たし、母国での圧倒的人気を手にするとともに、ヌーヴェル・ヴァーグの代表的スターとして国際的な知名度を獲得。

フィリップ・ド・ブロカ監督と組んだ『大盗賊』(61)が大ヒットを記録、コメディ・タッチのエンタテインメント作品で新たな魅力を開花させたベルモンドは、冒険アクション大活劇『リオの男』(64) や『カトマンズの男』(65)でもド・ブロカ監督と組み、スタントなしで危険なアクションにも挑み“アクション・スター”としての地位を確立した。

代表作に『気狂いピエロ』(65)、『ボルサリーノ』(70)、『恐怖に襲われた街』(75)、セザール賞主演男優賞を受賞『ライオンと呼ばれた男』(88)がある。

また2011年カンヌ国際映画祭で名誉ゴールデン・パルム賞、2016年、ヴァネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞など、数多くの生涯功労賞を受賞している。

香港のジャッキー・チェンやチョウ・ユンファ、日本のコミック「ルパン三世」、「コブラ」、フランス=ベルギーのグラフィック・ノベル「ブルーベリー」など、ベルモンドのファンを公にしている俳優、映画監督、作家、漫画家は世界中に数多く、ベルモンド映画の影響下にある作品も枚挙にいとまがない。

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>全国共通招待券を2名様にプレゼント

シネピーでは<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>の開催を記念して、全国共通招待券を2名様にプレゼントします。

■ プレゼント <ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>全国共通招待券 2名様

■ 応募方法

1. シネマピープルプレス公式Twitterアカウント(@cinemarest1103)をフォローの上、対象の投稿をリツイート。

2. インスタのエントリー方法は https://www.instagram.com/cinema_people_press をフォローしていただき、コメントをお願いします。当選の方にはメッセージをおおくりします。

※ 応募の際に、ジャン=ポール・ベルモンドへの熱い思い、好きな作品、このアクション&演技にしびれた、映画を観た感想など、コメントや #シネピー タグをつけて お寄せいただけると嬉しいです。

推奨タグ #シネピー #シネマピープルプレス #belmondoisback など

■ 抽選
当選者は、期間中にご応募いただいた方の中から、厳正な抽選により決定いたします。

■ 締切 5月24日(月)

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>上映作品

『リオの男』フィリップ・ド・ブロカ監督
『大盗賊』で大ヒットを飛ばしたベルモンド&ド・ブロカ監督コンビが、ブラジルを舞台に笑いとアクション満載で贈る冒険活劇。アカデミー賞脚本賞ノミネートやニューヨーク映画批評家協会賞最優秀外国語映画賞授賞など、興行面だけでなく批評面でも高い評価を受け、鬼才ド・ブロカと“アクション・スター”ベルモンドの名を一気に国際的なものに。スティーブン・スピルバーグ監督は、気に入りすぎて劇場で9回も観たのだとか。

© 1964 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.

『カトマンズの男』フィリップ・ド・ブロカ監督
ベルモンド&ド・ブロカ監督が、香港、インド、ネパール、マレーシアと、アジアを舞台にスケール大で撮りあげた傑作活劇。息もつかせぬスピード感とナンセンスな笑いの連続で突っ走り、危険なアクションも満載。原作は“SFの父”ジュール・ヴァルヌの冒険小説「必死の逃亡者」。ヒロインのアレクサンドリーヌに『007/ドクター・ノオ』(62)で初代ボンド・ガールを演じたウルスラ・アンドレス。本作でベルモンドと恋におち、長い間パートナーだったことは有名。

© 1965 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.

『相続人』フィリップ・ラブロ監督
ベルモンドが『市民ケーン』(41)を思わせる冷徹な権力者に扮して、マフィア映画並の抗争と謀略に満ちた国際経済の闇を描いた硬質なポリティカル・サスペンス。スタイリッシュかつスリリングに描かれ、ベルモンドのカッコイイ魅力を味わうことができる。美しく危険なヒロインを『刑事キャレラ/10+1の追撃』、『レディ・イポリタの恋人/夢魔』(74)のカルラ・グラヴィーナと、『マルセイユ特急』(74)、『ウィンター・ローズ』(83)のモーリーン・カーウィンが演じている。

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『エースの中のエース』ジェラール・ウーリー監督
『プロフェッショナル』(81)でキャリア最大のヒットを飛ばしたベルモンドが、当時『大進撃』(66)でフランス映画史上最高興行記録を保持するヒットメイカーで、フレンチ・コメディの巨匠ジェラール・ウーリー監督と、『大頭脳』(69)以来23年ぶりに組んだ戦争アクション・コメディ。共演は『ココ・シャネル』(81)のマリー=フランス・ピジェのほか、ドイツのテレビ界を中心に活躍するフランク・ホフマンら、ドイツ人俳優が数多く出演。『パリは燃えているか』(66)、『レマゲン鉄橋』(69)などでのナチス将校はじめ、TVのミニシリーズ「戦争の嵐」などでアドルフ・ヒトラーを度々演じたギュンター・マイスナーがヒトラーと妹のアンゲラの二役を演じる。

© 1982 / STUDIOCANAL – Gaumont – Rialto Films GmbH All rights reserved.

『アマゾンの男』フィリップ・ド・ブロカ監督
『大盗賊』、『リオの男』、『カトマンズの男』、『おかしなおかしな大冒険』、『怪盗二十面相』、ベルモンドとのコンビで数々の映画史に残る傑作を手がけてきた鬼才フィリップ・ド・ブロカ監督が、『怪盗二十面相』以来、25年ぶりにベルモンドと組んだ作品。代表作『リオの男』のセルフオマージュ満載に、アマゾン奥地で繰り広げる奇想天外な冒険ファンタジー。共演は、天文学者マルゴに『海辺のポーリーヌ』(83)、『恋の力学』(95)のアリエル・ドンバール、謎の少女ルルには『ブラッディ・マロニー』(02)のティルダ・バレ。

© 1999 STUDIOCANAL – PHF Films All rights reserved.

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>は、新宿武蔵野館で5月14日(金)より上映、名演小劇場(名古屋)で5月22日(土)より上映のほか、全国順次上映

<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2>公式サイト https://belmondoisback.com/