今回、名古屋での舞台挨拶ということもあり、BOYS AND MENの勇翔(体育教師・真野浩太役)、田村侑久(給食センター職員・真田幸助役)、さらに最初のシリーズに登場した辻本達規(熱血体育教師・鷲頭星太郎役)の姿も。朝から名古屋めしのひとつでもある、鉄板ナポリタンを食べて気合いを入れた田村は、体育教師・真野役を演じた勇翔と市原に冒頭シーンについて質問。
田村「校門前で登校する生徒に挨拶するシーンで、生徒に詰め寄る甘利田を止めにいくシーンがあるじゃないですか?それを甘利田がノールックで真野の頭を手でバシってとめるとこ、あれってノールックだったんですか?」
市原「ノールックですね」
勇翔「あれはノールックでいけるぐらいの信頼関係があってのシーンなんですけど、目とかに指がささらないよう、気を付けながら向かっていきました」
続いて市原が勇翔に「実直で不器用だけどすごく好きなタイプなので『今後どうなっていきたいのか?』聞きたいですね」と質問
勇翔「僕自身の今後の生き方ってことですか…BOYS AND MENに入って12年活動してきまして、芸能界に入るきっかけが「役者になりたい!」だったんですね、だから、いろんな作品を通して気持ちを届けたい、役者としていろいろやっていきたいです」と答えると
市原「共演させて下さい!」と即答し、勇翔は嬉しそうに笑みを浮かべました。
本作には出演していない辻本は「『おいしい給食』では(市原演じる)甘利田先生が、いつも想像を超えてくる面白さがあったんですけど、今回もまた違った面白さだったり、すごい驚きがあって、僕もともと学校の先生になりたくて大学では教職とかもとってたんですけど、先生っていいな、40歳50歳になった時に学校の先生になっていたいなと思うぐらい、最後のシーンがよくて涙を流しました」と本作の魅力を語ってくれました。
最後は、市原が心に響くメッセージで締めくくりました。「この作品の主題歌『君の花』の歌詞の通り、うまくいかないこともたくさんあって、膝を抱えて泣いた夜は僕にもたくさんあるけど、乗り越えられない壁はないと思っています。だからルールやしがらみに縛られそうになった時も『みなさんは、みなさんの道を歩いて下さい』涙で前かがみになったり、転んだとしても、どうか立ち上がる時まで『おいしい給食』と僕たちが見守っていますので、どうかそのことを忘れずにいてくれたら嬉しいです。滑稽な姿を見せながらも、笑われたとしても、好きなものを好きと胸を張って人生を謳歌する甘利田のように、楽しむ気持ちを忘れないで。この作品が、みなさまにとってエールになるよう願っています」
『劇場版 おいしい給食 卒業』は5月13日(金)よりミッドランドスクエアシネマ他で公開中
作品紹介 『劇場版 おいしい給食 卒業』
1986年、秋。黍名子中学で3年生の担任を持つ甘利田は、受験シーズンに突入するにも関わらず、給食の献立表のみを気にしていた。学年主任の宗方早苗はそんな甘利田に呆れつつ、彼女自身もある悩みを抱えていた。
そんなある日、甘利田にとって受験以上に気になる事件が浮上する。給食メニューの改革が決定されたのだ。不穏な空気を察知した甘利田は、給食を守るために立ち上がる!果たして受験は?卒業は?進路は?そして、中学最後のうまそげ対決、勝者はどっちだ!?
『劇場版 おいしい給食 卒業』 監督:綾部真弥 脚本:永森裕二 出演:市原隼人 土村芳 佐藤大志 勇翔 いとうまい子 直江喜一 登坂淳一 田村侑久 木野花 酒井敏也 配給:AMGエンタテインメント 上映時間:104分 公式サイト:https://oishi-kyushoku2-movie.com/ 公式Twitter:@oishikyushoku ©2022「おいしい給食」製作委員会