ヴィトル Ola-!どうも!
映画ナビゲーターのヴィトルです。
毎週水曜日は東海ラジオ
『OH! MY CHANNEL!』の番組内で最新の映画を紹介しています。
今回は中国を舞台に繰り広げられる史上最大の親子愛を描いた『こんにちは、私のお母さん』を紹介しました。
〜物語〜
元気で明るさだけが取り柄の何をやってもダメな娘とそのままの娘を愛している優しい母親。
大の仲良しな2人でしたがある日、自転車で二人乗りをして家に帰る途中、交通事故に巻き込まれてしまう。
病院で意識のない母の様子を見て号泣する娘。
しばらくすると白い光と共に自分がまだ産まれていない20年前の若かりし頃のお母さんのいる時代にタイムスリップしていた。
迷惑ばかりかけて来て親孝行をして来なかった娘は、今こそ親孝行するチャンスだと思い行動する…
割とありそうな設定ですが、この映画の凄いところはもし自分が産まれてしまったらまたお母さんに迷惑をかけてしまうと思い、お母さんを父親では無い別のお金持ちの男性と結婚させようとする!という自分が産まれて来なくてもお母さんを幸せにすることが『最大の親子愛』だと奮闘するんです。
自分が消えない様に葛藤するタイムリープ物はたくさんあるが、自分が消えてしまったとしてもお母さんの幸せを願うパターンは初めてでした。
親子愛史上ベストオブ親孝行?かも知れない今作。
何とかしてお母さんに幸せになって欲しいと模索する健気な姿に感動しますし、ゆっくりとしたテンポで終わるかと思いきや壮大な伏線回収と畳み掛けるよう衝撃なラストが待っていました。
映画を観終わると親孝行したくなるし、思わず親に電話を掛けたくなります。
笑って泣けて元気が出る、世界中の人が観るべき作品です。
こちらの映画は東海エリアでは伏見ミリオン座で公開中です。
1月21日からはユナイテッド・シネマ豊橋でも公開される予定です。
詳しくは『こんにちは、私のお母さん』のHPをご覧くださいね。
それでは。
また来週〜
チャオチャオ〜
2021年製作/128分/中国 原題:Hi, Mom 配給:Tiger Pictures Entertainment、ハーク https://hark3.com/himom/
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ヴィトル
広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。