ヴィトルのびびっとくる映画Vol.43『コレクティブ 国家の嘘』

Ola-!
どうも!ヴィトルです。

 

 

 

 

 

毎週水曜日は東海ラジオ
『OH! MY CHANNEL!』に出演し
『OH! MY 情報局』のコーナーで最新の映画を紹介しています。

今回は本年度アカデミー賞2部門ノミネート‼️
ルーマニアを震撼させた汚職問題に果敢に切り込む作品『コレクティブ 国家の嘘』を紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

【物語】
舞台は2015年10月、ルーマニアのクラブ”コレクティブ”でライブ中に火災が発生し、27名の死者と180名の負傷者を出す大惨事となったが、その後一命を取り留めたはずの入院患者が複数の病院で次々に亡くなってしまう。
最終的には64名まで死者数が膨れ上がり、不審に感じたメディアが調査を始めると莫大な利益を手にする製薬会社と病院経営者、そして政府関係者との間に巨大な癒著が隠されていた。
真実に近付く度に増していく命の危機。
それでも記者たちは真相を暴こうと進み続けた結果、不敗にまみれたシステムが明らかになっていく。

ライブ中に起きた火災で大勢の人が亡くなってしまい、火傷を負って緊急搬送された先で本来なら助かるはずの人が感染症にかかってしまい更にどんどん亡くなっていく。
なんでなんだ⁇と追求していくと医療体制がぐっちゃぐちゃで国レベルでいろいろな問題が明るみに出て来て、不審に思ったメディアが果敢に切り込んでいくがあまりにも恐ろしい内容に報道側が追い込まれながらも突き詰めていく。
現実とは思えないくらいの恐ろしい内容に映画を見終わってしばらく席を立つ事が出来ないくらい圧倒された今作。
どっちが悪い‼️では無くただ真実を観てください‼️という作りになっており、時系列と共に話も進んでいくので観客も一緒に真相に近付いて行き最後まで目が離せませんでした。

 

 

 

 

フィクションだとしてもかなりやり過ぎな内容で実際の火災現場の映像や火傷を負ってしまった人達の映像も映し出されていてただただ衝撃でした。

真実を映し出しているドキュメンタリーなので途中から大臣が変わりカメラの取材を受けてくれるようになり、今まではメディアが”攻めてきた側”の目線で何で国が変わらないのか⁇なんで変われないのか⁇両者の目線で話が観られるので見応えたっぷりです。

『無関心は人を殺す』
真実を追い求めるジャーナリスト達を描いた作品に是非関心も持って観てほしいです。
『コレクティブ 国家の嘘』
現在公開中です。

それでは。
また来週〜
チャオチャオ〜

2019年製作/109分/G/ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ合作
原題:Colectiv
配給:トランスフォーマー
(C)Alexander Nanau Production, HBO Europe, Samsa Film 2019
https://transformer.co.jp/m/colectiv/

ヴィトル

広告、雑誌、コマーシャルモデルとして東海地区を中心に活動をはじめ、2009年から中京テレビ『ラッキー!!』でテレビデビューし、タ レント、リポーター、また、映画好きが高じて日本の俳優、ジョニーデップ、クリスプラットなどハリウッドス ターなど映画インタビュアーとして活動の場を広げる。イベントは、バブルラン 、ウォーリーラン、ミニオンズランなどランフェ スのMCをきっかけにDJとしてもデビュー。昨年は「あいちトリエンナーレ」にも参加。

現在のレギュラーは、東海ラジオ 12:25-『OH! MY CHANNEL』内で毎週水曜日映画紹介を担当。

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