今度は愛妻家

「今度は愛妻家」

夫婦、カップル、にオススメ。

人を愛したことがあるならこの気持ち・・わかります!

もうめちゃめちゃハマッタ!

試写会の原稿を書いていたら、涙が出てきちゃって。

釜山国際映画祭でみた作品です。

では
そのまま試写会原稿のコピペします。
って、手抜きかよっ!(笑)

愛情を上手く伝えられない夫と明るくて気だてのやさしい妻、結婚10年目にしてある局面を迎えた夫婦の愛情を時にコミカルなテイストを交えて、胸を締め付けるような切なさと心温まる感動を共に描いた物語です。写真

「今度は愛妻家」と銘打つように、夫の妻に対する後悔と謝罪の気持ちが全篇に溢れていて、夫婦には切実な物語かもしれません。

失ってから初めて気づく、いつも当たり前のものとして受け取っている日常のささやかな幸せ—-。劇中に流れる井上陽水の「夢の中へ」が心に響きます。

「探し物はなんですか、見つけにくい物ですか」

もう、見つからないんだよ・・わ〜ん

観終わった後は、愛する人や愛してくれる人が隣にいることの幸せを、しみじみとかみしめたくなるそんな作品。映画を観た後、主人にこの映画を見せたくて延々と映画紹介をしてしまい、ついネタバレしてしまったのですが、みなさんは最後まで話さないでくださいね。

この作品はいわゆる単なるお涙ちょうだい物ではありません。笑いあり、涙あり、そして粋な演出。キャスト達の見事なアンサンブル、おかしくて切な
い夫婦の物語は後半で明らかになるある仕掛けが用意されています。その瞬間からラストまではラブストーリーを超えて、人生の哀歓を伝える普遍的な感動へと
導かれます。写真

本作の元となるのは脚本家・中谷まゆみによる2002年に上演された同名の大ヒット舞台。監督は、約2年ぶりの新作となる数々のヒット作話題作を
手がける行定勲。その監督とは「世界の中心で愛を、叫ぶ」からタッグを組んでいる伊藤ちひろが映画用に脚本化しました。この女性目線というのが、≪女性は
共感、男性は反省≫の感覚を味わい深いものにしているのではないでしょうか。

キャストは、愛情表現が下手で照れ屋の中年カメラマンである夫には豊川悦司、妻のさくらを演じるのは、薬師丸ひろ子。クールですがお茶目な一面を
持つ夫を繊細に演じる豊川悦司に対し、おおらかな愛に溢れたさくらをかわいらしさで魅了します。二人の息のあったバツグンのコンビネーションは見応えたっ
ぷりです。さらに城田優、井川遥、水川あさみ、濱田岳(がく)など若手演技派たちが物語を彩ります。そして、日本映画界の重鎮、石橋れんじが夫婦の家に出
入りするオカマの文太を演じていますが、これ以上にないほどのはまり役。写真

1月16日公開です。

必見必見!!

おいしい映画祭

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