俺に任せろ! 91歳の新人監督

今はね、いい映画監督はたくさんいるけど、とち狂った映画をつくる奴が

1人くらいいたほうがいいんだよ。

なんと、ROCKなお言葉。

このお方は、日本の名匠の美術監督を半世紀以上務めてきた

木村威夫監督です。

日本の宝です。kimuratakeo.jpg

90歳で「夢のまにまに」で監督デビュー。最高齢で映画監督デビューとして

ギネス・ワールド・レコーズに載ってます。
監督プロフィール

現在91歳。

心は32歳。

自分の頭の中にあるやりたいこと全てを取り入れた。

あれもこれも入れ込んだから訳がわからないと思うでしょうが、

全部繋がりがある。

3回みなきゃわかんないよ。

その通りです・・

一回じゃ理解できない。

監督は、一回で理解できるような映画は作りたくない。

とこれまた強気なお言葉。

駄作でもなければ

腑に落ちない、なんだかモヤモヤするというのもない。

奇妙で不思議な老人達の日々や行動は見れば観るほど

面白くなっていく。

とにかく、美術がすばらしい!!
すごく艶っぽい。

 

91歳の挑戦はまだまだ続くそうです。

見習わなければ!

補聴器をかけている方への、インタビューをあまりしたことがないので

ついつい大声で話してしまいましたが、

実際は、近くで小さな声でゆっくり話すんだそうです。

そこが、ちょっと失敗だった。

反省・・・。

今日は、この舞台挨拶のあとは「つむじ風食堂の夜」の舞台挨拶です。
おっ、日記が前後してしまった。

黄金花
名演小劇場にて公開中・

おいしい映画祭

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