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キャスト×スタッフの若さと情熱があふれ出す
映画『サマーフィルムにのって』
絶賛公開中!
勝新太郎を敬愛する時代劇オタクの女子高生ハダシが、武士役にぴったりな青年・凛太郎と出会って一念発起。
凛太郎主演の時代劇を撮影することに。
主人公と個性的な七人の仲間の恋や友情、キラキラ恋愛映画との対決など、これぞ青春!な面白さにタイムトラベルの要素が絡み合い、奇跡のようなラストシーンへ!
数々の名作へのオマージュはもちろん、時代劇もキラキラ恋愛映画も落ちこぼれも人気者も、好きなことに打ち込む人すべてを等しく肯定してくれる。
時代の気分にマッチした、映画好きにはたまらない青春映画。
映画愛を全身にみなぎらせハダシを演じた元乃木坂46の伊藤万理華、『猿楽町で会いましょう』とはまた違う一面を見せる凛太郎役の金子大地をはじめ、フレッシュなキャストと、ドラマや CM、MV など幅広く手掛ける松本壮史監督×脚本を担当した劇団「ロロ」主宰・三浦直之という気鋭のクリエイター。
今の彼らにしか出せない若さと情熱が、スクリーンからあふれていて胸が熱くなる。
今回の写真は重要な殺陣を撮り終えた夜、ハダシ組の仲間たちが体育館でわいわいしながら食べているマシュマロ。
初めてのマシュマロに感激する凛太郎。そしてマシュマロを手に目を輝かせ、時代劇好きになった理由を語るハダシ。
「映画はスクリーンを通して今と過去を繋いでくれる。私も私の映画で未来に繋ぎたい」
映画への想いが込められたこのセリフがすごく印象的だった。
「サマーフィルムにのって」
2020年製作/97分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2021「サマーフィルムにのって」製作委員会
https://phantom-film.com/summerfilm/
フォトdeシネマ
映画ライター 尾鍋栄里子(おなべえりこ)
映画館バイト→雑誌映画担当→映画ライターと、人生の半分を映画業界の片隅で生きる名古屋人。
朝日新聞、中日新聞、フリーペーパーなどで映画紹介記事を執筆中。映画フリーペーパー C2【シーツー】web版ブログ〝オー!ナイス