ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

長い!長すぎますこのタイトル。
ちゃんと言えるようになるまで、時間がかかりそうだ。

みなさんの会社は大丈夫?
こちら映画公式サイトにあるブラック会社度チェック
ブラック会社度チェック

2ちゃんねるの書き込みがYahoo!ニュースに取り上げられ、100万人が笑って泣いたスレッド文学の進化系がまさか?!の映画化!
「今、あなたが働いている会社もブラック会社かもしれない・・・」
世界的不況の中誰もが働くことの意味を問う現代、
圧倒的な共感を呼ぶ21世紀型ワーキング・エンタテインメントの誕生!
ブラック会社とは、残業当たり前、ムチャな仕事量、頭のおかしい同僚、安い給料とマイナス材料がそろい、社員が兵士のように扱われる職場のことだそうだ。そんなIT会社(黒井システム株式会社)←名前が笑える。に就職した高校中退・ニートの青年通称マ男が、追い詰められた環境の中で成長していく物語。

今の世の中、「ブラック会社」は山ほどあるし、ほとんどすべての職場にどこかで「ブラック会社」に通じる部分があるのではないかな。

出版や放送関係、イベント会社。サービス残業にむちゃくちゃな仕事量、人間関係のストレス、安い給料。わたしのまわりには条件だけみるとブラック会社だらけかも。映画の世界と、みなさんの会社や周りの上司同僚と見比べてみると「いるいる!こういう奴」と共感できるポイントはいくつか、あると思います。1人でもバランスを崩す人がいるとブラック会社になりかねないんだ。と本作を見て思ったのです。働く人たちがホワイトでもブラックにしたりするのです。会社は人との関わりをもてるチャンス。フリーの私から見れば、いいなぁと思うこともたくさんありますよ。
 「キサラギ」でワン・シチュエーション・コメディーに手腕を見せた佐藤祐市監督は、本作でも非常にテンポよく物語を進めて行きます。
 時には画面にセリフを文字にして出し、2ちゃんねる(劇中では「Bちゃんねる」)の書き込みをそのまま画面にかぶせ、登場人物のイメージをや「三国志」になぞらえたゲームのような映像を見せる。延々と続く仕事は軍隊での死の行進「デスマーチ」として表現される。黙々と仕事をする際にはおどろおどろしてぴったり!
ブラック会社の面々のキャラクターはとても面白い。「バ〜カ」が口癖の瀬金任官ゼロのリーダー、お調子者、出世欲のかたまりの新人、挙動不審、人格者だけど謎めいた上司、お局さんなどなど・・個人的には、派遣社員を演じたマイコが良かった。「山形スクリーム」の女教師と同じような役柄なのが可笑しい。

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主演の小池徹平も好演でしたよ。ホームレスとかニートとか、現代不幸キャラが似合うのは、彼の持つ透明感なのかも。

本日も仕事がやりきれず朝早くからパソコンにむかっている私。
わたしの会社もブラック会社なのか?!ひょえ〜
*1人しかいませんが(笑)

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
11月21日土曜日公開です。


おいしい映画祭

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