36時間耐久シネマイベント?!

つい昨日のことなのに、随分前のような気がします。

金曜日の朝、生放送のため名古屋に帰ってきたのですが、
その日はミッドナイトトークショーだったのです。

その前々日、水曜日の真夜中から東京国際映画祭の「映画人の視点」是枝裕和の世界を聞きに
TOHOシネマズ六本木へ。そこで夜明けを迎え、ホテルに戻ってちょっと眠って
木曜日は、朝10時からワールドシネマ部門5分間の天国を鑑賞し、引き続き辻仁成監督の「ACACIA]の舞台挨拶&鑑賞。
主演のアントニオ猪木さんは、術後のため登壇できず(涙)
生元気ですかー!が聞きたかった。ちなみに2年前名古屋でプチトークショー(5分間)したけど
会話にならなかったです・・。

司会者が猪木さん風のマフラーをして、元気ですかー!って笑えました。

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辻さんは、今度原作の「サヨナライツカ」が奥様の美穂さん主演で公開されます。
にしても、50歳?51歳?若いですよねぇ・・P1030286.jpg
そして、今度は招待作品「ゼロの焦点」の舞台挨拶取材と鑑賞。
舞台挨拶では、ゼロの焦点の時代設定に相応しい、クラシカルなドレスで女性陣は登場しました。
それにしても広末さん、昨今は作品選びがいいですね。
「おくりびと」「GOEMON」「ヴィヨンの妻」「ゼロの焦点」どれも話題作だし、
おくりびと&ヴィヨンに関しては世界で認められちゃったもの。

ゼロの焦点も、素晴らしかった。
松本清張ミステリーの世界を見事に表現したのは犬童一心監督。
昔撮ったのか?とおもえるほど美術や小道具など時代考証もすばらしい。
荒れ狂う北陸の海は真相に近づくにつれ、もつれ合っていく愛憎劇を表しているようだった。
これは、大スクリーンでみる価値ありです!
舞台挨拶では、中谷美紀さんが、貧血で倒れそうになるなどアクシデントがありましたが、
「プロとしてあるまじき行為なのですが、わたくし貧血で倒れそうです」と
退席すると拍手がおくられました。
あの場所でばたんと倒れてしまったら、きっと大騒ぎになるでしょう。
その前に、きちんと言える勇気と周囲の方を思っての言動こそがプロだと思う。

中谷さんは、どんな時も人の話をきちんと聞いている方なんですよ。
ほら、P1030295.jpg

次はこちら、黒田さんの挨拶。
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という、中谷さんに昔、舞台挨拶のステージ袖で、肩を叩かれ「お疲れ様でした」と丁寧にご挨拶されたことがあります。うれしかったなぁ・・

ゼロの焦点が終わり、映画チームと近くのシンガポール料理屋でお食事。
そして、いよいよわたくしの映画祭最後の映画イベント「映画人の視点」〜真田広之トークショーに真夜中から参加。
20090917-Sanada.jpgゲストは、滝田洋二郎監督、浅野忠信、唐沢寿明と豪華豪華!
夜中のトークで、取材はNG ということでオープントークでかなり面白かったよ。
海外人気ドラマ「ロスト」の撮影の合間にこの為だけにやってきた広様。

それにしても真田さんもほんとに、優しい。人に気を遣う人です。
ジャックの時からファンなので、至福の時だったわ。
幼少時代、アイドル時代、アクション俳優時代と昔の映像も見せていただけて大満足!

「新宿鮫」は滝田監督で浅野君も出演。この頃からすでに捻りのきいた役でした。

といことで、ほぼ、映画を観て、トークを聞いていたこの2日間。
名古屋に帰った金曜日の夜は、体がふわふわしていました。

ちょっと詰め込み過ぎたので、来週はペースダウンします。

おいしい映画祭

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