『雨あがる』小泉堯史監督

本日、可児市アーラ映画祭二日目。夕方に帰り、明日の準備とコラム原稿書き終え、今日を振り返ってました。

監督とお会いしたのはまさに、雨あがるの舞台挨拶をした@10年前!

寺尾さんとお二人のお相手は、緊張したわぁ。

あれから、10年の間には阿弥陀堂だより、博士の愛した数式、明日への遺言と毎回お仕事させていただいてます。

どれをとってもすべての登場人物のキャラがたち、背景は奥行きのある美しい映画で、何年たっても色あせないものばかり。

雨あがるも今回、二回も見直しましたが、みるたびに新しい発見があり細やかな演出にホレボレします。派手な演出はありませんが、人の気持ちが伝わるすばらしい映画だと思います。スケールやセット、特撮などでごまかし、感動を無理強いさせる映画ではなく、心から感動できる作品なのです。

何もかも丁寧。画面のすみずみまで神経がゆきとどいているので、そ静かな場面も退屈だとは感じないんです。

騙されたと思って、観てない人はぜひご覧ください

雨あがるは、二十八年間助監督として師事していた黒澤明監督の遺稿。仕上げ前に亡くなり、小泉監督が引き継ぎ初監督した作品。

だから、トーク内容も当然黒澤明監督からみになり、貴重な助監督時代の話をたっぷりしていただき、お客様もありきたりの作品紹介内容と違い聞き入ってくださった。

帰り際に「貴重なお話はとても面白かった」と沢山の方にお声をかけていただき嬉しかった。

トークでも話がでましたがいま、撮影現場でモニターを使わない監督は小泉さんだけじゃないだろうか。

フレーム枠は長年培った現場経験にて、感覚で覚えているそう。

衣装、メイク、大道具さん、スクリプターが俳優の演技を緊張しながら見守る。その一体感が画面に反映するとのこと。小さなモニターを見るより実際目の前で起きていることをみるのが大事なんですよ。と映画作りの大切さなども話していただきました。こんな話を聞けるのは、公開後映画祭ならでは。作品のエピソードはいまやネット上でみることができるし、DVDの特典でも簡単に探せます。

いろんな映画祭を経験していますが、このようなお話こそ地方の映画祭のおもしろさ。

監督たちも、公開後とあり制約もなく話ができますからね。

偉大なる黒澤明のそばで、黒澤明の背中を見ながら
様々な経験をされた小泉監督の貴重な話は、もっと聞いていたかった。

さて、終わった後に珍客が。

名古屋東映andアスミックでお世話になった平野ちゃんが楽屋に訪ねてきてくれました!

実家が可児市でご両親とトークショーを見に来てくれたのです。みさちゃんのご主人になる人は、小泉監督作品すべて参加している照明技師で、現在は海猿にはいってます。厳しそうな現場だろうな。

平野ちゃんは博士の愛した数式の宣伝担当で、ずっと仕事をしていたそうです。

だから小泉さんも再会してすごく嬉しそうでした!

お人柄のように
優しさがにじみ出る作品をこれからも楽しみにしています。

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